オンライン英会話で成長を感じない原因

レッスンを終えて、ふと思うことはありませんか。

「今日も楽しく話せた。……で、私の何がダメだったんだろう」

オンライン英会話を続けているのに、伸びている実感がない。

その原因は、レッスン中には見つけられません。

英語で会話しながら、同時に自分を観察するのは無理だからです。

でも、レッスンが終わったあとなら見つけられます。

この記事で分かること
  • レッスンの文字起こしをAIに貼るだけで弱点が出てくる、3つのプロンプト
  • AIが絶対に指摘してくれないものと、その頼み方
  • 9日間試して口癖が4分の1になった実測データ

かかる時間は5分です。

ノートも要りません。

コピペだけで終わります。

オンライン英会話のAI添削で、口癖が出てこない理由

先に、この記事でいちばん大事なことを書きます。

AIに「私の英語を添削して」とだけ頼むと、

返ってくるのは冠詞と文法の指摘だけです。

口癖は、1つも出てきません。

なぜか。

口癖は、文法的に間違っていないからです。

間違いを探すAIにとって、正しい文は素通りの対象なんです。

私はこれを、自分のレッスンで思い知りました。

30分のレッスンで言っていた「so」=83回
実際に話していた時間は約10分。7秒に1回のペースです。

自分では「まあ、数回かな」のつもりでした。

そして、ここからが本題です。

私が使っている【Cambly(キャンブリー)】

公式のAIフィードバックが付いていました。

指摘は7件。

すべて冠詞と文法でした。

so への指摘は、ゼロ。

決定的だったのは、ここです。

AIが「あなたはこう言いました」と引用した7つの文のうち、

6つが So, で始まっていました。

実物を1つだけ、そのまま貼ります。

So, yeah, unfortunately, so my daughter wasn’t there because she had to study everything in Japanese education system.

1文に so が2回入っています。

AIはこの文を引用して、冠詞の抜けだけを指摘しました。

so には、最後まで一言も触れませんでした。

AIが悪いわけではありません。

AIは、聞かれたことに答えているだけです。

だから、指摘してほしいものは、こちらから名指しする。

この記事でやるのは、それだけです。

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DMM英会話の方は、レッスンノートの音声をスマホの音声入力に流すか、文字起こしアプリを使ってください。

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各社の録音・文字起こし機能の違いは、こちらの比較記事にまとめています。

【Cambly】の録画機能を3年間使わず停滞しました|TOEIC300→910、4年1000回Cambly(キャンブリー)を4年・約1000回受けた実体験レビュー。TOEIC300から910まで伸びましたが、最大のメリットはネイティブ講師ではなく録画機能でした。3年間その機能を使わず停滞した失敗談、正直なデメリット、料金の実額まで公開します。...

【プロンプト①】英語の口癖を数えるAIプロンプト

まず、自分が「何を」「何回」言っているかを数えます。

以下はオンライン英会話の文字起こしです。

【手順】
1. まず私の発話だけを抜き出してください。
講師の発話は絶対に含めないでください。
2. 私の総単語数を数えてください。
3. 次の表現について、該当箇所を全部列挙してから回数を数えてください。
– 意味を持たない so(「えーと」の代わり。I’m so sorry のような強調は除く)
– But so
– How to say
– That’s right / That’s true
4. 「総単語数 ÷ 回数」で密度を出してください(例:14語に1回)

【出力】
表現 / 回数 / 密度 / 実際の発話例3つ


(ここに文字起こしを貼る)

このプロンプトには、2つの仕掛けがあります。

①「講師の発話を含めるな」と明示する
これを書かないと、先生の So, … まで一緒に数えられます。
よく喋る先生の回だと、数字が倍近く変わります。

②「全部列挙してから数えて」と書く
AIはいきなり数えると、必ず間違えます。
一度リストアップさせてから数えさせると、精度が跳ね上がります。

【プロンプト②】講師の「リキャスト」を拾うAIプロンプト

この記事でいちばん価値があるのは、ここです。

講師が私の英語を「さりげなく言い直して訂正している箇所」を
全部探してください。

はっきりした訂正ではなく、会話を止めずに正しい形で返している箇所
(リキャスト)が対象です。

【探すもの】
– 私が言った直後に、講師が同じ内容を違う言い方で返している
– 私が使った単語を、講師が別の単語に置き換えている
– 私の発音が通じず、講師が聞き返した/言い換えた

【出力】
私の発話 / 講師の言い直し / 何が違うか / 私が気づいた形跡があるか

気づいた形跡がないもの(そのまま話し続けているもの)を、上に並べてください。


(ここに文字起こしを貼る)

以下はオンライン英会話の文字起こしです。

上手い先生ほど、間違いを指摘しません。

会話を止めずに、正しい形でさりげなく言い直して返してくれます。

これを「リキャスト」といいます。

たとえば私は、「塾」を grammar school と言い続けていました。

正しくは cram school です。

先生は、こう返してくれていました。

I think I’m familiar with cram school… She comes home very late from the cram school then.

正しい形に置き換えて、そのまま会話を続けてくれているんです。

でも、会話が止まらない。

だから私は、直されたことに気づきませんでした。

結果、7レッスン連続で同じ間違いを繰り返しました。

レッスン後の感想は、毎回「今日は何も直されなかったな」でした。

違いました。

直されていなかったのではありません。
直されていたのに、気づいていなかっただけでした。

あなたの文字起こしにも、気づかなかったリキャストがたぶん眠っています。

このプロンプトは、それを一瞬で全部拾ってくれます。

【プロンプト③】次のレッスンの課題を1つに絞るAIプロンプト

最後に、次のレッスンでやることを決めます。

上の2つの結果から、次のレッスンで意識することを1つだけ選んでください。

【条件】
– 必ず1つだけ。2つ以上は挙げないでください
– 「気をつける」ではなく、具体的な置き換え先まで示してください
× 「so を減らす」
○ 「so の代わりに Well と言う」
– 会話中に意識できる量に限定してください。

理由も1行だけ書いてください。

この3つ目を、絶対に省略しないでください。

AIは放っておくと、課題を20個出してきます。

親切のつもりで、全部出してくるんです。

でも、私が実際に試した結果はこうでした。

会話中に意識できる枠は、たぶん1つしかありません。

英語を組み立てて、話す内容も考えて、そのうえ口癖まで見張る。

そんなに同時にできません。

AIに「1つだけ」と言わせる。

これがいちばん大事な作業です。

AI添削に任せてはいけない3つのこと

正直に書いておきます。

① 回数を鵜呑みにしない
AIは数を数えるのが得意ではありません。±2〜3のズレは普通に出ます。見るのは「先週より増えたか、減ったか」だけで十分です。

② 全部直そうとしない
私は口癖を我慢した日、話した量が1,580語から837語まで減りました。ほぼ半分です。直したのではなく、黙っただけでした。

③「口癖を見て」と言わないと、口癖は出てこない
冒頭に書いたとおりです。名指ししてください。

9日間・7レッスンで口癖が4分の1になった記録

この3つのプロンプトを、9日間・7レッスン分まわしました。

soの回数は83回から22回へ、ほぼ4分の1になりました。

密度でいえば「12語に1回」が「65語に1回」です。

それでいて、話した語数は1,190語から1,509語に。我慢して減ったのではなく、話す量は2割増えました。

レッスン後にやったことは、文字起こしをAIに貼っただけです。

9日間の全記録は、noteに書きました

途中で英語がまったく話せなくなった日のことも、そのまま載せています。

まとめ|オンライン英会話の復習は、AIに任せて5分で終わる

オンライン英会話は、楽しく終わっただけでは伸びません。

「今日はいい先生だったな」で終わった日の記憶は、翌日には残っていないからです。

私は、それを4年間続けていました。

楽しかったのは本当です。

でも「今日は何ができて、何ができなかったのか」を、一度も言葉にしていませんでした。

だから4年経っても、7秒に1回 so と言っていることに気づけなかったんです。

伸ばすために必要なのは、根性でも週の回数でもありませんでした。

自分が何をできて、何をできなかったのかを、はっきりさせること。

そして、それをいちばん早く終わらせてくれたのがAIでした。

かかる時間は5分。やることは、文字起こしを貼るだけです。

✓「添削して」だけではダメ。口癖は名指ししないと出てこない
✓ いちばん効くのはプロンプト②。直されたことに、気づいていないだけ
✓ 課題は必ず1つに絞る。7個用意しても6個は死ぬ

これからオンライン英会話を始める方は、記録が残るサービスから選んでください。

すでに続けている方で、レッスンが何も残らないサービスを使っているなら、

乗り換えを検討する価値があります。

理由は、シンプルです。

残っていない会話は、数えられません。

数えられないものは、直せません。

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料金は2026年8月時点。CamblyとDMM英会話は実際に課金して使いました。ネイティブキャンプとレアジョブは、機能を確認しただけでまだ使っていません。

この記事のやり方をそのまま試すなら、文字起こしが自動で付く3社のどれかを選ぶのが早いです。

録画機能の詳細と4年間使った正直な感想は、Camblyのレビュー記事にまとめています。

 \ noteにて9日の実験記事 /
ABOUT ME
CHOBI
40代の子育てサラリーマン。 みんなが苦手な家計管理、筋トレ、 英語にチャレンジしてます。 ・英語学習歴 2019年 日本企業から外資系企業に転職 想定TOEICスコア200〜300点 コーチングスクールに半年通う 2020年 TOEIC700点超え →独学・オンライン英会話開始 2021年 TOEIC800点の壁をこえられず 2022年 一から基礎(発音・文法・単語)をやり直す 2023年 TOEIC910点達成 2024年 別の外資系企業に転職