英語イマージョン学習|Youtubeで英文法#04【その他文型】
イマージョン学習で使役動詞等を学ぼう

文法用語って、難しいですよね?
- 節って何?
- 使役動詞って漢字を見るだけで難しそう
- 間接疑問って何が間接なの?
わかります。
私も最初は用語を見ただけで、そっと参考書を閉じていました。
でも、安心してください。
文法用語を覚えることが本質ではありません。
意味をきっちり理解して、実際に使えるようになれば何の問題もないんです。
私は英語力ゼロの状態から、毎日2〜3時間の勉強を6年間続けてきました。
その結果、TOEIC910点を獲得しました。
最近では、CHADSスパルタイマージョンという方法で、様々な英語の動画を見ながら大量にインプットする日々を送っています。
今回は、そんな学習の中で出会った
一億人の英文法(東進ブックス)の考え方をベースに、皆さんがちょっと苦手な6つの文法事項を解説していきます。
私の実感は「難しそうな文法ほど、第5文型という土台に乗せるとシンプルになる」ということです。
知覚動詞・使役動詞・節・間接疑問・命令文・there is構文を、第5文型を土台にやさしく解説します。
この「文を広げる6つの顔」を知れば、英語で表現できる幅がぐんと広がります。
用語の暗記ではなく「使える理解」を、今日ここで手に入れていきましょう。
イマージョン学習で英文法を学ぶ前の確認事項

動画紹介
今回の教材は、Matt D’Avellaの“10 Rules That Changed My Life” というYouTube動画です。
実はこの動画、いろんな英語系YouTuberの方がおすすめしていたチャンネルだったので、
気になって見てみたのがきっかけでした。
最初に惹かれたのは、英語がシンプルでわかりやすくて、
内容としても純粋に面白かったからです。
でも見ているうちに、本当に自分のためになるアドバイスがふんだんに詰め込まれていることに気づきました。
学習の進め方
勉強した文法事項の知識を実際に使いこなすには、
その言葉が使われる場面や気持ちごと覚えるのが近道です。
だからこそ今回は、動画の生きたセリフを教材にして、「動詞」の視点を見ていきます。
読み方は、目的に合わせて選んでみてください。
英語を楽しみながら勉強したい方は、このまま記事を読み進めてください。
動画のセリフをたどりながら、
「動詞」の感覚を少しずつ自分のものにしていけます。
逆に、効率的に英文法だけを押さえたい方は、要点だけをまとめた別記事へどうぞ。
イマージョンで「文を広げる仕掛け」6つの顔を学ぼう

ここからは、動画のセリフを使いながら、英文をぐっと表現豊かにする「その他の重要文法」6つの顔を1つずつ見ていきましょう。
- 知覚動詞 ― 「見た・聞いた・感じた」の中身をそのまま文に入れる形
- 使役動詞 ― 「〜させる・〜してもらう」を make / let / have で表す形
- 節 ― 主語+動詞のカタマリを、文の部品として埋め込む仕組み
- 間接疑問 ― 疑問文を文の中に入れると語順が「ふつうの文」に戻るルール
- 命令文 ― 主語を消して動詞の原形から始める、相手を動かす形
- there is 〜 ― 「〜がある・いる」と新しい情報を登場させる合図
カードをタップすると詳しい説明が開きます
- I’ll see a significant shift in my mindset. ― 変化を「見る」(2:01。O+動詞は続かない普通のSVOの形との比較に)
- I’ve heard from thousands of subscribers… ―「〜から聞いた」(8:51。hear fromとの違いに注目)
- Wow. Look at that. ― 知覚を促す表現(6:18)
- Let me know down in the comments below. ―「コメントで教えてください」(10:19)
- It makes following … a little bit more palatable. ― make+O+形容詞「Oを〜の状態にする」(7:43)
- the corporations that get us hooked on these junk foods ― get+O+過去分詞「Oを〜の状態にさせる」(8:26)
- The problem … is that you’re allowing resentment to build. ― that節が補語になる形(3:23)
- you’re sending a message that you don’t respect people’s time ― 名詞の中身を説明するthat節(0:42)
- And I’m so glad that I did. ― 感情の理由を表すthat節(5:40)
- you should understand where the other person is coming from ―「相手がどういう立場なのか」(4:00)
- you’ll be surprised at how much growth you can achieve ―「どれだけ成長できるか」(8:03)
- to see if I can say everything … in 45 seconds ―「〜できるかどうか」のif(5:29)
- Never go to bed angry. ― Neverで始まる強い禁止(3:03)
- Move before you’re motivated. ― ルール2そのものが命令文(1:07)
- Go to squarespace.com for a free trial. ― 行動を促す定番の形(6:09)
- there are few things that will actually matter in five years ―「重要なことはほとんどない」(2:54)
- there are times when I break this rule ―「〜なときもある」(9:29)
- If there’s one thing I learned from “8 Mile”… ―「学んだことが1つあるとすれば」(6:31)
文法で一人プレゼンを実施してみる

まずは何も見ずに例文を自分で作って説明してみて、うまく言えなかった項目だけ解説例を確認する、という使い方がおすすめです。
① 知覚動詞、説明できますか?

例文
I saw him dancing around his house.
(私は彼が家の中を踊り回っているのを見た。)
要点
- see / hear / watch / feel など五感の動詞のこと
- 「知覚動詞+O+動詞の原形/-ing形」で「Oが〜するのを見た・聞いた」(toは入らない)
- 原形=始めから終わりまで全部、-ing形=している途中の一場面
解説例
知覚動詞というのは、see や hear のような五感を表す動詞のことです。
「I saw him dancing.」のように、
目的語のうしろに動詞をtoなしで直接続けると、
「彼が踊っているのを見た」と目撃した中身をそのまま文に入れられます。
うしろが原形なら踊り始めから終わりまで全部見たことになり、
-ing形なら踊っている真っ最中をチラッと見たイメージになります。
この使い分けが知覚動詞のいちばん面白いところです。
② 使役動詞、説明できますか?

例文
Let them know that you love them.
(愛していることを相手に伝えましょう。)
要点
- make / let / have+O+動詞の原形で「Oに〜させる・してもらう」
- make=強制、let=許可(させてあげる)、have=当然の依頼
- get だけは「get+O+to+動詞」と to が必要
解説例
使役動詞は、make・let・have を使って「誰かに何かをさせる」を表す動詞です。
形は「使役動詞+目的語+動詞の原形」で、toを入れないのがポイントです。
3つはニュアンスが違っていて、
- make は無理やりさせる
- let は相手が望むことを許してあげる
- have は仕事などを当然のこととしてやってもらう感じ
例文の Let them know は「相手が知ることを許す」、つまり「知らせてあげる」という発想の、英語らしい定番表現です。
③ 節、説明できますか?

例文
I have a hunch that you’ll find some progress.
(きっと何らかの進歩が見られる予感がします。)
要点
- 節=「主語+動詞」を含む意味のカタマリ
- that節は「〜ということ」という大きな名詞のカタマリになる
- when / if などの節は「いつ・どんな条件で」を足す副詞の働き
解説例
節というのは、主語と動詞を含んだ意味のカタマリのことです。
英語は文の中に別の文を部品として入れ子にできて、その部品が節です。
例文では that you’ll find some progress というカタマリが、
a hunch(予感)の中身を説明しています。
that節は「〜ということ」という大きな名詞として、
when節やif節は「いつ・もし〜なら」という飾りとして働きます。
長い英文も、節を( )でくくると骨組みがすっきり見えてきます。
④ 間接疑問、説明できますか?

例文
You really never know what others are going through.
(他人が何を経験しているかは、本当に分からないものです。)
要点
- 疑問文を文の中に埋め込んだ形
- 語順が「疑問詞+主語+動詞」というふつうの文の順に戻る
- yes/no疑問文を埋め込むときは if / whether(〜かどうか)を使う
解説例
間接疑問は、疑問文を文の中に埋め込んだ形です。
いちばん大事なのは語順で、
ふつうの疑問文なら What are others going through? と動詞が前に出ますが、
know などのうしろに入ると what others are going through と
「疑問詞+主語+動詞」のふつうの順番に戻ります。
もう質問ではなく「〜かということ」という名詞のカタマリになるからです。
「〜かどうか」と言いたいときは、疑問詞の代わりに if や whether を使います。
⑤ 命令文、説明できますか?

例文
Learn to laugh at yourself.
(自分を笑えるようになりましょう。)
要点
- 主語の You を省略して、動詞の原形から文を始める
- 禁止は Don’t、強い禁止は Never を文頭に置く
- 目の前の相手に言うのが明らかだから主語がいらない
解説例
命令文は、相手に「〜しなさい・〜しましょう」と行動を促す文です。
作り方はシンプルで、主語の You を消して動詞の原形から文を始めるだけです。
目の前のあなたに言っているのは明らかなので、主語を言う必要がないんですね。
「〜するな」と禁止したいときは Don’t を、
「絶対に〜するな」と強めたいときは Never を文頭に置きます。
この動画のルールも Never go to bed angry. のように、多くが命令文で語られています。
⑥ there is 〜、説明できますか?

例文
There are a few rules I’ve followed in my life.
(私の人生で守ってきたルールがいくつかあります。)
要点
- 「〜がある・いる」と新情報を登場させる合図
- 本当の主語は be動詞のうしろの名詞で、be動詞はそれに合わせる
- 聞き手がすでに知っているものには使わない
解説例
there is / there are は「〜がある・いる」と、
聞き手がまだ知らない新しいものを話に登場させる合図です。
文頭の there に「そこに」という意味はほとんどなく、
「これから何か出てくるよ」という前置きの働きをしています。
本当の主語は be動詞のうしろの名詞なので、
単数なら there is、複数なら there are と使い分けます。
動画がまさに There are a few rules… と始まるのは、
これから紹介するルールを初登場させる場面だからです。
イマージョンでフレーズを理解する

※同じ動画からの抜粋なので
CHADSスパルタイマージョン│YouTubeで英文法#01〜03と同じフレーズの紹介になります。
文法の骨格がわかったら、次はフレーズを丸ごと覚えていきましょう。
今回登場した“10 Rules That Changed My Life”のフレーズは、noteで詳しく解説しています。
▶YouTubeでCHADSスパルタイマージョンを実践#01
どんな場面で使われるのか、どうネイティブが使いこなしているのかがわかります。
文法とフレーズを両輪で学ぶと、英語の定着スピードが一気に上がります。
ネイティブがよく使うのに、日本人はなかなか使えないフレーズだけを集めて、
Anki入力用にまとめました。
AnkiはCHADSスパルタイマージョンでも推奨されている「自分だけの単語帳」を作れる暗記アプリです。
▶Ankiで叶える効率英語単語学習法|インストールから続けるコツまで全部解説
Ankiの入力データは↓こちら↓
自分がわからない単語やフレーズも追加できます。
Anki インポート用テンプレート
知らなかった単語を追加して、そのままAnkiに取り込めます。
| 表現 | 発音記号 | 意味 | アドバイス | 例文 |
|---|
Ankiへの取り込み方
- PC・Android(AnkiDroid含む):「💻 PC・Android用」ボタンで
anki_import.txtをダウンロードし、Ankiのファイル → インポートから取り込む(区切り文字はTabを選択) - iPhone(AnkiMobile):「📱 iPhone用」ボタンで
anki_import.apkgをダウンロードし、AirDropやFilesアプリでiPhoneに送って、AnkiMobileの設定(歯車) → Import File から開く
まとめ:文を広げる6つの仕掛けを再確認しよう

さて、今回は「知覚動詞・使役動詞・節・間接疑問・命令文・there is 構文」という6つの仕掛けを見てきました。
- 知覚動詞 :「O+原形/-ing」で見聞きした中身をそのまま文に入れる
- 使役動詞 :make(強制)・let(許可)・have(依頼)+O+原形
- 節 : 主語+動詞のカタマリを名詞や飾りとして入れ子にする
- 間接疑問 :疑問文を埋め込むと「疑問詞+S+V」の語順に戻る
- 命令文 :主語Youを消して動詞の原形からスタート
- there is 〜 :新しい情報を「ある・いる」と登場させる合図
今日学んだ6つの仕掛けのうち、1つだけでもいいので、今度英語を話すときや書くときに意識してみてください。
特に Let me know… や There are… は、そのまま使える万能フレーズです。
もし今日の内容で「なるほど」と思った部分があれば、ぜひコメントで教えてください。
次回の記事は名詞の可算・不可算名詞を解説します。
さらに英語学習を進めたい方へ

発音が気になっている方へ
文法と同じくらい大事なのが、発音です。
「読めるのに、なぜか伝わらない。」
そんな経験、ありませんか?
実は、発音には明確なルールがあります。
ルールを知るだけで、ネイティブの英語がグッと聞き取りやすくなります。
話すときの自信も、ぜんぜん違ってきます。
発音の基礎からしっかり学びたい方は、こちらをどうぞ。
続けているのに伸びていないと感じる方へ
文法も学んで、レッスンも続けている。
それなのに、去年と話している中身が変わっていない。
私も2回、この状態で止まりました。
原因は勉強量でも講師の質でもなく、症状に対して手段が合っていないことでした。
自分がどこで詰まっているのかは、症状別に整理したこちらで確かめられます。
学習習慣がどうしても身につかない方へ
「やる気はあるのに、続かない。」
これ、意志の問題ではありません。
一人で学び続ける仕組みがないだけです。
私も独学時代、何度も挫折しました。
英語コーチングに出会ってから、学習が習慣として定着しました。
あなたに合った学習プランを一緒に作りましょう。
話す機会を探している方へ
文法を学んだら、次は実際に使ってみることが一番の近道です。
頭でわかっていても、口から出てこない。
そのもどかしさを解消するには、とにかく話す場数を踏むしかありません。
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