イマージョンで最上級(the -est / the most)を理解する

one of the biggest conversations of our time

「現代で最も大きな議論のひとつ」。

BBCの司会者が、学校からスマホを締め出す動きについてこう言っています。

最上級なのに、「ひとつ」

しかも同じ11分の動画には、the がつかない最上級が2つも出てきます

Europe’s most tech savvy societies と、needs it most。

「最上級といえば the + -est」と覚えていると、この2つは説明がつかないはずです。

僕自身、TOEIC300点からのスタートでした。

オンライン英会話を7年続けて910点まで来ましたが、

最上級はずっと「the をつけて -est」という公式として暗記していた項目でした。

でも実際の英語を聞くようになって、the が主役ではないと気づきました。

最上級は「目盛りの端を指す」装置。the がつくのは、端が1つに決まるときだけ

読み終えるころには、the のある最上級とない最上級を見分けて、なぜそうなっているかを自分で説明できるようになっているはずです。

公式をいくつも覚えるのではなく、端を指すという1つのイメージを手に入れる、という感覚です。

イマージョン学習で英文法を学ぶ前の確認事項

動画紹介

今回教材にするのは、原級編・比較級編と同じ BBC World Service のポッドキャスト番組です。

スウェーデンが学校からスクリーンを減らし、紙の教科書に戻そうとしている——その是非を追いかける11分。

比較の3兄弟をこの1本で学びきれるのが、この動画の面白いところです。

「紙と画面はどちらが良いのか」を11分間ずっと比べ続けたうえで、

最後には「どの国がいちばん進んでいるのか」という話にまで広がっていくからです。

しかも話し手が司会・記者・生徒・教師と入れ替わるので、

同じ最上級でも、the をきちんと言う場面と省く場面を1本で聞き比べられます。

学習の進め方

文法の知識を実際に使いこなすには、

その言葉が使われる場面や気持ちごと覚えるのが近道です。

だからこそ今回は、動画の生きたセリフを教材にして、「最上級」の視点を見ていきます。

読み方は、目的に合わせて選んでみてください。

英語を楽しみながら勉強したい方は、このまま記事を読み進めてください。

動画のセリフをたどりながら、

「最上級」の感覚を少しずつ自分のものにしていけます。

逆に、効率的に英文法だけを押さえたい方は、要点だけをまとめた別記事へどうぞ。

30代・40代の英語やり直し|英文法200時間(参考書10周)を乗り越える勉強法 文法学習は1冊を徹底的に10周する 30代・40代で英語をやり直そうとすると、多くの人が文法で止まります。 日本語...

最上級とは何か ― 目盛りの端を指して言い切る

比較には、原級・比較級・最上級の3つがあると習います。

この3回で見てきたとおり、この3つはやっていることが全部同じです。

2つ以上のものを、1本の目盛りの上に並べているだけなんです。

違うのは、並べた結果をどう報告するかだけ。

同じ位置なら原級、上か下かを言うなら比較級、いちばん端だと言い切るなら最上級です。

今回の最上級は、この最後を担当します。

比較級が「相手より上だ」と言う形だったのに対して、

最上級は目盛りをずらしきって、端に置いてしまう形です。

だから形容詞・副詞そのものが big から biggest へと姿を変えます。

ここまでは比較級とまったく同じ仕組みですね。

違うのは、端に置いた瞬間に「それが1つに決まってしまう」ことです。

1つに決まるものには the がつく。

the は最上級のオマケではなく、言い切った結果として出てくる——これが今回いちばん大事な話です。

前回の比較級編をまだ読んでいない方は、先にこちらを読むと今回の話がつながりやすくなります。

英語イマージョン学習|Youtubeで英文法#12【比較級】「〜より」と丸暗記した比較級が、実際の英語だと読めない。原因は than ばかり見ていることかもしれません。比較級は形を変えて差をつくる装置——そう捉え直すと、than のない文も no がついた文も自分で読めます。BBCの実例で16の形を解説。...
 \ 詳細説明はP310~314 /

イマージョンで学ぶ【最上級】16の形

ここからは、最上級が持つ16の形を1つずつ見ていきましょう。

前半8つは動画のセリフそのまま、後半8つは形が決まっている言い方です。

① 最上級の骨組み(動画のセリフで学ぶ)

  1. the -est / the most ― 目盛りの端を指して言い切る
  2. the ― なぜ the がつくのか(端は1つに決まるから)
  3. in / of ― どの中でいちばんかを言う
  4. 所有格 + 最上級 ― the が消えるとき
  5. one of the 最上級 ― いちばんのうちの1つ
  6. 副詞の最上級 ― the をつけなくてよい最上級
  7. 不規則変化 ― 形ごと変わる語がある
  8. the first … to do ― 序数は最上級の仲間

② the と形のバリエーション

  1. by far / the very ― 「ダントツで」と強調する
  2. the second + 最上級 ― 2番目に〜だと言う
  3. 最上級 + ever ― 今まででいちばん、と言う
  4. the のない most ― most が最上級ではないとき

③ 最上級を使わない最上級

  1. No other … as … as ― 原級で最上級を言う
  2. than any other ― 比較級で最上級を言う(単数注意)
  3. Nothing is more … than ― 「〜ほど…なものはない」
  4. at best / the least ― the が消える決まり文句

②と③の8つは決まり文句なので、⑫を除いて今回の動画には登場しません。例文は一般的な参考例です。

原級編の as … as、比較級編の than any other が、③でそのまま最上級として再登場します。

以下のカードをタップすると、それぞれの形を実際の例文つきで詳しく確認できます。

カードをタップすると詳しい説明が開きます

最上級は「the + -est / most でいちばん」と習います。ところが今回の11分の動画には、the がつかない最上級が2つも出てきます(Europe’s most tech savvy societies と needs it most)。
the は最上級のオマケではなく、「いちばんは1つに決まる」という事実の結果です。だから1つに決まらない場面では、the はあっさり消えます。端を指す道具が -est / most、どの中でかを言うのが in / of、1つに決まるかどうかを示すのが the。ここまでが骨組み(カード1〜8)です。
そのうえで英語には、the が強調で膨らんだり、最上級の形を使わずに最上級を言ったりする形の決まった最上級(カード9〜16)があります。これらは丸ごと覚えるしかない一方、骨組みが分かっていると「なぜ the があるのか・ないのか」が見えて、記憶に残りやすくなります
名詞のカタマリ(主語) 動詞 目的語 最上級の中身 修飾・範囲
セクション① 最上級の骨組み動画のセリフで学ぶ。作り方・the・範囲・所有格・one of・副詞・不規則・序数(カード1〜8)
the -est / the most 目盛りの端を指して言い切る
This taps into just one of the biggest conversations of our time
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This taps into just one of the biggest conversations of our time.
これは、現代で最も大きな議論のひとつに触れる話です。
出典:動画スクリプト(7:51 付近)

最上級の仕事も、比較級と同じで1つだけです。目盛りの上でいちばん端にあるものを指して、そう言い切る。big が biggest になった瞬間に、「この範囲でこれが頂点だ」という情報が生まれています。

前々回の原級、前回の比較級と並べると、3つの関係がはっきりします。as … as は2つを同じ目盛りに乗せる形、比較級は目盛りをずらす形、そして最上級はずらしきって端に置く形です。やっていることは全部、1本の目盛りに並べることなんですね。

作り方も比較級と同じ判断でいけます。-est をつけるmost を前に置くかの2択です。短い語は -est、長い語は most。この文の big は1音節なので biggest(子音を重ねる)。同じ動画の most tech savvy が most を選ぶのは、tech savvy が長いからです。

くわしいルール:-est と most の使い分け
  • 1音節:-est をつける(long → longest、fast → fastest)
  • 短母音+子音1つで終わる語:子音を重ねる(big → biggest、hot → hottest)
  • -y で終わる2音節:y を i に変えて -est(heavy → heaviest、easy → easiest)
  • 3音節以上・長い語:most を前に置く(tech savvy → most tech savvy、effective → most effective)
  • 不規則:形ごと変わる(good/well → best、bad → worst、much/many → most、little → least)

※ long → longest、hot → hottest は変化のルールを示すための一般的な参考例です(この動画には登場しません)。

見分け方
語尾に -est があるか、前に most があるかを見てください。
どちらか一方だけで最上級は完成しています。the most biggest のように両方つけるのは誤りで、これは比較級の more heavier と同じ間違いです。
他の例(スクリプトより)
  • one of Europe’s most tech savvy societies(ヨーロッパで最もテクノロジーに強い社会のひとつ)
  • might not be the best approach in the world that we live in(この世界で最善のやり方ではないかもしれない)
  • this generation, Gen Z, is the generation that needs it most(Z世代こそ、それを最も必要としている世代だ)
  • We are kind of the first generation to use technology this much(僕らは、ここまでテクノロジーを使う最初の世代だ)
the なぜ the がつくのか
going back to analogue tools in schools might not be the best approach
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going back to analogue tools in schools might not be the best approach
学校でアナログな道具に戻すのは、最善のやり方ではないかもしれない。
出典:動画スクリプト(9:25 付近)

最上級には the がつく、と習います。でもこれは最上級だけの特別ルールではありません。「いちばん〜なもの」は、その範囲の中で1つに決まってしまう。だから聞き手も「どれのことか」が分かる。それが the の正体です。

この考え方は冠詞編でやった the とまったく同じです。the は「どれのことか、あなたにも分かるよね」という合図でした。最上級は、その合図を出せる条件を自動的に作り出す形なんですね。best approach と言われた時点で、候補は1つに絞られています。

ここを押さえると、逆に the が消えるケースの理由も見えてきます。1つに決まらない・特定する必要がない場面では、the は落ちます。この記事のカード④(所有格)、カード⑥(副詞)、カード⑤(one of)が、まさにその「the が消える」パターンです。

見分け方
the + -est / most を見たら、「何の中でいちばんなのか」を探すのが基本動作です。
the がついている以上、話し手は範囲を1つに絞れているはずです。その範囲は、次のカードで見る in / of や関係詞節に書いてあります。
他の例(スクリプトより)
  • just one of the biggest conversations of our time(現代で最も大きな議論のひとつ)
  • So the first thing is just the pure distraction of having a screen in the classroom(第一に、教室に画面があること自体が気を散らす)
  • I think having both technology and books is also the best(テクノロジーと本の両方を持つのがいちばんだと思う)
  • this generation, Gen Z, is the generation that needs it most(Z世代こそ、それを最も必要としている世代だ)
in / of(範囲) どの中でいちばんかを言う
the best approach in the world that we live in
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the best approach in the world that we live in
私たちが生きているこの世界で、最善のやり方。
出典:動画スクリプト(9:25 付近)

最上級は「いちばん」と言い切る形なので、どの範囲の中での話なのかがセットで必要になります。その範囲を示す代表が inof です。

使い分けはイメージで決まります。in は「枠の内側」。in the world、in my class のように、場所や集団という入れ物を示します。of は「同じ仲間の集まり」。of our time、of the three のように、並べて比べられる仲間を示します。この動画には両方そろっていて、in the world と of our time が出てきます。

そして範囲は、前置詞だけでなく関係詞節でも示せます。in the world that we live in は、the world をさらに「私たちが生きている」と限定した形です。範囲が狭くなるほど、「いちばん」と言い切るハードルは下がります。話し手が範囲をどう切ったかを読むのが、最上級を読むコツです。

見分け方
最上級を見たら、その直後を見て範囲を探すのが基本動作です。
in なら入れ物、of なら仲間の集まり。書いていなければ、文脈から「今どの範囲の話をしているか」を補って読みます。
他の例(スクリプトより)
  • just one of the biggest conversations of our time(現代という時代の中で)
  • one of Europe’s most tech savvy societies(ヨーロッパという範囲の中で/所有格が範囲を示す例)
  • the best approach in the world that we live in(私たちが生きるこの世界の中で)
  • So Estonia, just over the water, the Baltic Sea from here in Sweden(スウェーデンから見て海の向こうのエストニア/範囲を示す in の例)
所有格 + 最上級 the が消えるとき
Sweden has this reputation as one of Europe’s most tech savvy societies
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So Sweden has this reputation as one of Europe’s most tech savvy societies
スウェーデンは、ヨーロッパで最もテクノロジーに強い社会のひとつという評判があります。
出典:動画スクリプト(1:18 付近)

ここで「最上級なのに the がない」1つ目の例が出てきます。Europe’s most tech savvy societies。the がないのは例外だからではなく、the の席がすでに埋まっているからです。

名詞の前には、限定詞の席が1つだけあります。a / the / this / my / Europe’s——これらは全部その1つの席を取り合う仲間です。限定詞編でやったとおり、2つ同時に座ることはできません。だから所有格 Europe’s が座れば、the は言えなくなります。

大事なのは、the が消えても最上級の意味はまったく変わらないことです。「1つに決まる」という中身は所有格が引き継いでいます。my best friend、Japan’s oldest temple も同じ形。× my the best friend とは絶対に言いません

くわしいルール:名詞の前の席は1つ
  • ○ the most tech savvy societies(the が席に座る)
  • ○ Europe’s most tech savvy societies(所有格が席に座る)
  • × Europe’s the most tech savvy societies(2つは座れない)
  • ○ my best friend× my the best friend
  • 所有格・this / that・a / the は、すべて同じ1つの席を取り合う「限定詞」

※ my best friend / Japan’s oldest temple は一般的な参考例(この動画には登場しません)

見分け方
最上級の前に所有格(‘s や my / your)があれば、the は書かない
逆に the があれば、そこに所有格は入りません。「the がない=最上級ではない」ではないので、そこで読み違えないようにしてください。
他の例(1つ目のみ動画より。ほかは一般的な参考例)
  • one of Europe’s most tech savvy societies(ヨーロッパで最もテクノロジーに強い社会のひとつ)※動画より
  • my best friend(いちばんの友達)
  • Japan’s oldest temple(日本最古の寺)
  • the world’s most popular sport(世界で最も人気のあるスポーツ)
one of the 最上級 いちばんのうちの1つ
This taps into just one of the biggest conversations of our time
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This taps into just one of the biggest conversations of our time.
これは、現代で最も大きな議論の「ひとつ」に触れる話です。
出典:動画スクリプト(7:51 付近)

最上級は「いちばん」と言い切る形ですが、実際の英語では one of the 最上級 の形が本当によく出ます。意味は「最も〜なもののうちの1つ」。トップ1ではなく、トップ集団の中の1つだと言っています。

なぜこの形が多いのか。言い切りの断定をやわらげられるからです。「現代で最大の議論だ」と言い切ると反論されそうですが、「最大級の議論のひとつだ」なら、ほぼ誰も否定できません。ニュースやプレゼンでこの形が多用されるのは、そのためなんですね。

形の注意点は1つだけ。the 最上級の後ろの名詞は必ず複数形になります。トップ集団という「複数のかたまり」から1つを取り出す形だからです。この文でも conversations と複数形になっています。× one of the biggest conversation は誤りです。

くわしいルール:one of の形のルール
  • one of + the + 最上級 + 複数名詞 が基本の形
  • ○ one of the biggest conversations× one of the biggest conversation
  • 所有格が入ると the は消える:one of Europe’s most tech savvy societies(動画より)
  • 主語になったときの動詞は単数扱い:One of them is
  • 最上級でなくても使える:one of my friends(友達のひとり)

※ One of them is … / one of my friends は一般的な参考例(この動画には登場しません)

見分け方
one of を見たら、後ろの名詞が複数形になっているかを確認してください。
訳すときは「最も〜な◯◯のひとつ」。話し手があえて断定を避けているサインとして読むと、ニュアンスまで拾えます。
他の例(上2つは動画より。下2つは一般的な参考例)
  • just one of the biggest conversations of our time(現代で最も大きな議論のひとつ)※動画より
  • one of Europe’s most tech savvy societies(ヨーロッパで最もテクノロジーに強い社会のひとつ)※動画より
  • One of the biggest problems is screen time.(最大の問題のひとつはスクリーンタイムだ)
  • Kyoto is one of the oldest cities in Japan.(京都は日本で最も古い都市のひとつだ)
副詞の最上級 the をつけなくてよい最上級
this generation, Gen Z, is the generation that needs it most
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this generation, Gen Z, is the generation that needs it most
この世代、つまりZ世代こそ、それを最も必要としている世代なのです。
出典:動画スクリプト(9:37 付近)

「最上級なのに the がない」2つ目の例です。needs it most の most には the がついていません。しかもここは所有格もありません。理由は別のところにあります。

この most は動詞 needs を説明している副詞だからです。カード②で見たとおり、the は「どれのことか分かるよね」という合図でした。でも副詞が指しているのは「もの」ではなく「程度」です。特定すべき「もの」がないのだから、the を出す必要がない。だから副詞の最上級では、the は省略できます。

形容詞との違いを並べると分かりやすいです。the best approach は名詞 approach につくので the が要ります。needs it most は動詞につくので the は要りません。なお the をつけても間違いではありませんが、話し言葉では the なしのほうが自然で、この動画もそうなっています。

見分け方
most / best の直後に名詞があるかどうかで判断します。
名詞があれば形容詞なので the が必要。名詞がなく、直前が動詞なら副詞なので the は不要です。the がないからといって最上級ではない、とは限りません。
他の例(1つ目のみ動画より。ほかは一般的な参考例)
  • the generation that needs it most(それを最も必要としている世代)※動画より
  • Which country invests most heavily in AI tools?(どの国がAIツールに最も投資しているか)
  • She works hardest in the team.(彼女はチームでいちばん熱心に働く)
  • This is the app I use most.(これがいちばんよく使うアプリだ)
不規則変化 形ごと変わる語がある
going back to analogue tools might not be the best approach in the world that we live in
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going back to analogue tools in schools might not be the best approach in the world that we live in
学校でアナログな道具に戻すのは、私たちが生きるこの世界では最善のやり方ではないかもしれない。
出典:動画スクリプト(9:25 付近)

この1文は、この記事で3回目の登場です。1つの文に最上級のポイントが3つ詰まっているからなんですね。the がつく理由(カード②)、範囲の示し方(カード③)、そしてここで見る不規則変化です。

best には -est も most もついていません。good / well が形ごと best に変わっているからです。こういう語は数が限られていて、実質4組を覚えれば足ります。good/well → best、bad/ill → worst、many/much → most、little → least。どれも日常でいちばん使う語ばかりなので、変化形も自然と出てきます。

面白いのは、この動画には最上級の most が2種類出てくることです。Europe’s most tech savvy societies の most は「長い語につける目印」としての most。一方 needs it most の most は、much が変化した単語そのものです。同じ形でも役割が違うんですね。

くわしいルール:覚えるべき4組
  • good / well → better → best(動画の the best approach がこれ)
  • bad / ill → worse → worst
  • many / much → more → most(動画の needs it most がこれ)
  • little → less → least
  • 目印としての most と、much が変化した most は別物(most tech savvy と needs it most)

※ bad → worst、little → least は変化表を示すための一般的な参考例です(この動画には登場しません)。

見分け方
-est も most もついていないのに「いちばん」の意味なら、不規則変化です。
best / worst / most / least の4つを見たら、頭の中で good / bad / much / little に戻してから読むと意味が取りやすくなります。
他の例(4つ目のみ一般的な参考例。ほかは動画より)
  • might not be the best approach(最善のやり方ではないかもしれない)※動画より
  • I think having both technology and books is also the best(両方持つのがいちばんだと思う)※動画より
  • the generation that needs it most(それを最も必要としている世代)※動画より
  • the worst possible timing(最悪のタイミング)
the first … to do 序数は最上級の仲間
We are kind of the first generation to use technology this much
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We are kind of the first generation to use technology this much
僕らは、ここまでテクノロジーを使う最初の世代のようなものです。
出典:動画スクリプト(2:45 付近)

first / second / third といった序数も、実は最上級と同じ仲間です。1本の目盛りに並べて、何番目かを指している。やっていることは、最上級の「端を指す」とほとんど同じなんですね。

だから序数にも the がつきます。理由もカード②と同じで、「1番目」は1つに決まるからです。同じ動画の the first thing is … も同じ形。順位が決まるものには the、と覚えておけば迷いません。

そしてこの形でよく出るのが the first + 名詞 + to do の並びです。「〜した最初の…」と、to不定詞が後ろから名詞を説明します。the first generation to use technology this much なら、「ここまでテクノロジーを使う最初の世代」。この形は最上級でも使えて、the best place to study のように言えます。

くわしいルール:序数と最上級の共通点
  • 順位が1つに決まるので the がつく(the first / the second / the third)
  • the first + 名詞 + to do=「〜した最初の…」(動画の the first generation to use …)
  • 最上級も同じ形が使える:the best place to study(勉強するのに最適な場所)
  • 序数 + 最上級で「◯番目に〜」:the second largest city(カード⑩)
  • 話の順序にも使う:the first thing is …Secondly, …(動画より)

※ the best place to study / the second largest city は一般的な参考例(この動画には登場しません)

見分け方
the first / the second の後ろに to不定詞があれば、後ろから説明していると見てください。
「〜した最初の◯◯」と後ろから訳し上げると、意味がすっと通ります。最上級の the best … to do もまったく同じ読み方です。
他の例(4つ目のみ一般的な参考例。ほかは動画より)
  • We are kind of the first generation to use technology this much(ここまでテクノロジーを使う最初の世代)※動画より
  • So the first thing is just the pure distraction(第一に、それは純粋に気を散らすということ)※動画より
  • Secondly, reading on screens can make it harder to process(第二に、画面で読むと処理しづらくなる)※動画より
  • This is the best place to study.(ここが勉強するのに最適な場所だ)
セクション② the と形のバリエーションby far・the second・I’ve ever・the のない most(カード9〜12/⑫以外は動画に登場しない決まり文句)
by far / the very 「ダントツで」と強調する
Paper books are by far the best tool for deep reading
タップして詳しく見る →
Paper books are by far the best tool for deep reading.
紙の本は、じっくり読むにはダントツで最高の道具だ。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

比較級に much / a bit をつけて差の大きさを伝えたように、最上級にも「どれくらい圧倒的か」を足す言い方があります。代表が by far です。2位以下を大きく引き離していることを表します。

もう1つが the very + 最上級。こちらは「まさにいちばんの」と、頂点であることを念押しする形です。注意したいのは語順で、the very best のようにvery は the と最上級の間に入ります。by far は by far the best と、the の前に置きます。

ここで前回の知識が効いてきます。比較級では very は使えませんでした(× very longer)。ところが最上級では the very best と言えます。比較級の very は禁止、最上級の the very はOK——ここは混同しやすいので、セットで覚えておくと事故りません。

くわしいルール:強調語の置き場所
  • by far + the + 最上級:by far the best(the の前)
  • the + very + 最上級:the very best(the と最上級の間)
  • much the best も同じ意味(やや硬い言い方)
  • 比較級には very は使えない(× very longer / ○ much longer)
  • 最上級には the very が使える(○ the very best)

※ このカードの例文はすべて一般的な参考例(この動画には登場しません)

見分け方
the の前なら by far、the の後ろなら veryと覚えてください。
どちらも訳は「ダントツで」「まさに」。話し手が反論を封じにきているサインとして読むと、温度感まで伝わります。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • This is by far the most useful app.(これはダントツで最も便利なアプリだ)
  • It was the very best decision we made.(それは私たちが下した最良の決断だった)
  • Sweden is by far the largest market here.(スウェーデンはここでは群を抜いて最大の市場だ)
  • He is much the best speaker in the group.(彼はグループで断然いちばんの話し手だ)
the second + 最上級 2番目に〜だと言う
Estonia is the second largest investor in digital textbooks
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Estonia is the second largest investor in digital textbooks.
エストニアは、デジタル教科書に2番目に多く投資している国だ。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

カード⑧で見たとおり、序数と最上級は同じ仲間です。その2つをそのまま重ねると、the second + 最上級「2番目に〜」になります。目盛りの端から数えて2つ目を指す、というイメージそのままの形です。

語順はthe → 序数 → 最上級 → 名詞で固定です。the second largest city、the third most popular sport。ここでも the は消えません。「2番目」もやはり1つに決まるからです。

日本語だと「2番目に大きい」と後ろから言いますが、英語は the second largest と前から積み上げます。ニュースや統計の話でとてもよく出る形なので、語順ごと口に出して慣れてしまうのが早いです。

見分け方
the の直後に序数があれば、そのあとは必ず最上級です。
the second largest なら「2番目に大きい」。× the second large とは言えません——最上級の形は崩れません。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • Osaka is the second largest city in Japan.(大阪は日本で2番目に大きな都市だ)
  • It’s the third most popular app in the country.(国内で3番目に人気のあるアプリだ)
  • This was the second worst result in ten years.(10年で2番目に悪い結果だった)
  • She was the second person to notice it.(それに気づいた2人目の人だった)
最上級 + ever 今まででいちばん、と言う
That was the best lesson I’ve ever had
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That was the best lesson I’ve ever had.
あれは、今まで受けた中でいちばんのレッスンだった。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

カード③で「最上級には範囲が要る」という話をしました。その範囲を「自分の経験の中で」と切るのが、最上級 + I’ve ever ~ の形です。the best lesson I’ve ever had で「今まで受けた中でいちばんのレッスン」。

ポイントは現在完了とセットで使うことです。ever は「これまでのどこかの時点で」を表す語なので、過去から今までをひとまとめにする現在完了と相性が抜群なんですね。「今この瞬間までの全経験」が、そのまま比較の範囲になります。

形の上では、名詞のあとに関係詞節がそのままくっついているだけです。(that / which は省略されるのが普通です。)カード③で見た in the world that we live in とまったく同じ構造で、後ろから範囲を狭めていると考えれば新しい文法は何も増えません。

見分け方
最上級の直後に I’ve ever があれば「今まででいちばん」
訳すときは「今まで〜した中でいちばんの◯◯」と、後ろから前に返します。会話でとにかくよく使う形なので、丸ごと言えるようにしておくと便利です。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • This is the best book I’ve ever read.(これは今まで読んだ中でいちばんの本だ)
  • It was the worst mistake I’ve ever made.(あれは今までで最悪の失敗だった)
  • That’s the most useful advice I’ve ever got.(今までもらった中でいちばん役立つ助言だ)
  • She is the kindest person I’ve ever met.(今まで会った中でいちばん優しい人だ)
the のない most most が最上級ではないとき
mostly because the internet has taken over the younger generations
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mostly because the internet has kind of taken over the younger generations
主な理由は、インターネットが若い世代を支配してしまったことです。
出典:動画スクリプト(2:56 付近)

ここまで「最上級には the」と見てきましたが、the がつかない most は、そもそも最上級ではないことがあります。この動画の mostly がまさにそれで、意味は「主に」。いちばんの話はしていません。

the のない most には、大きく3つの顔があります。①「たいていの」(most students=たいていの生徒)、②「とても」(a most useful book=とても有用な本)、そして③ mostly「主に」です。②は少し硬い書き言葉ですが、a がついている時点で最上級ではないと見抜けます。

見分け方はシンプルで、the があるかどうかです。the most useful book なら「いちばん有用な本」、a most useful book なら「とても有用な本」。冠詞1つで意味が変わる——カード②で見た「the =1つに決まる合図」が、ここでも効いています。

くわしいルール:the のない most の3つの顔
  • most + 名詞=「たいていの〜」(most students、most people)
  • a most + 形容詞=「とても〜」(a most useful book=very useful)
  • mostly=「主に」(動画の mostly because がこれ)
  • most of + the + 名詞=「〜のほとんど」(most of the students)
  • the most + 形容詞のときだけが最上級

※ メイン例文の mostly は動画スクリプトより。それ以外の例文は一般的な参考例(この動画には登場しません)

見分け方
most の前に the があるかを見るのが基本動作です。
the most なら最上級、a most なら「とても」、無冠詞の most + 名詞なら「たいていの」。most of の後ろには the が必要(most of the students)という点も一緒に押さえておくと便利です。
他の例(1つ目のみ動画より。ほかは一般的な参考例)
  • mostly because the internet has kind of taken over(主に、インターネットが支配してしまったから)※動画より
  • Most students prefer paper books.(たいていの生徒は紙の本を好む)
  • It was a most interesting discussion.(とても興味深い議論だった)
  • Most of the research points the same way.(研究のほとんどが同じ方向を指している)
セクション③ 最上級を使わない最上級No other as … as・than any other・Nothing is more・at best(カード13〜16/動画には登場しない決まり文句)
No other … as … as 原級で最上級を言う
No other country is as digital as Estonia
タップして詳しく見る →
No other country is as digital as Estonia.
エストニアほどデジタル化が進んだ国は、ほかにない。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

ここからは最上級の形を使わずに、最上級の意味を出す言い方です。1つ目は原級を使う形。No other … as … as ~ で「~ほど…なものはほかにない」。前々回やった as … as が、そのまま最上級になります

しくみは主役の入れ替えです。Estonia is the most digital country.(エストニアがいちばん)を、No other country is as digital as Estonia.(ほかのどの国も同じ高さに届かない)と言い換えています。いちばんを主語にせず、周りを主語にして「届かない」と言うのがコツです。

なぜわざわざこう言うのか。否定から入るぶん、印象が強くなるからです。「エストニアがいちばんだ」より「エストニアに並ぶ国はない」のほうが、聞いたときの手応えがありますよね。英語がこの形を好むのは、この強調の効果のためです。

見分け方
No other で文が始まったら、最後の as の後ろが「いちばんのもの」です。
訳すときは、そこを主語に立て直して「〜がいちばん…だ」と読み替えると意味が取りやすくなります。nothing / no one で始まる文も同じ読み方です。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • No other city is as big as Tokyo.(東京ほど大きな都市はほかにない)
  • No other tool is as simple as a pen.(ペンほど単純な道具はほかにない)
  • Nothing is as effective as reading aloud.(音読ほど効果的なものはない)
  • No one works as hard as she does.(彼女ほど熱心に働く人はいない)
than any other 比較級で最上級を言う
Estonia is investing more heavily than any other country
タップして詳しく見る →
Estonia is investing more heavily than any other country.
エストニアは、ほかのどの国よりも多く投資している。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

2つ目は比較級を使う形です。比較級 + than any other + 単数名詞で「どの〜よりも」。前回の比較級編でも扱った形ですが、最上級の言い換えとして見ると役割がはっきりします

こちらは1つずつ総当たりで勝つイメージです。A国と比べても勝つ、B国と比べても勝つ……それを全部まとめて「ほかのどの国よりも」と言っている。結果として「いちばん」と同じ結論になります。

形の注意は1つ、any other の後ろは単数形です。any other country であって、× any other countries ではありません。「どの国を1つ取り出してきても」と、1つずつ相手をする形だからなんですね。ここは前回の比較級編でも出てきた、間違えやすいポイントです。

見分け方
比較級 + than any other を見たら「=最上級」と読み替えるのが速いです。
そして後ろが単数形かどうかを確認してください。自分で書くときも、単数形にするだけで一気に英語らしくなります。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • Tokyo is bigger than any other city in Japan.(東京は日本のどの都市よりも大きい)
  • This app sells better than any other app here.(このアプリはここでどのアプリよりも売れている)
  • He reads more than any other student in the class.(彼はクラスのどの生徒よりも読む)
  • × He reads more than any other students.(複数形にはしない)
Nothing is more … than 「〜ほど…なものはない」
Nothing is more important than sleep
タップして詳しく見る →
Nothing is more important than sleep.
睡眠ほど大切なものはない。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

3つ目は、主語を nothing にしてしまう形です。Nothing is more important than sleep. で「睡眠ほど大切なものはない」。言いたいことは Sleep is the most important thing. と同じですが、響き方がまるで違います

この形の主語は nothing / no one / nobody「1つもない」と言い切ってから、比較級で相手を示すという順番です。カード⑬の No other … as … as と発想は同じで、原級を使うか比較級を使うかの違いだけなんですね。

英語がこの言い方を好むのは、主張として強いからです。日本語だと「〜がいちばん大事だ」と素直に言うところを、英語は「これを超えるものはない」と否定から入る。スピーチや意見文でそのまま使えるので、型ごと覚えてしまう価値があります。

見分け方
Nothing / No one で始まって比較級が出てきたら、than の後ろが「いちばん」です。
訳すときは than の後ろを主語に立て直して「〜がいちばん…だ」と読み替えます。自分で言うときは、意見を強く出したい場面で使うと効果的です。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • Nothing is more important than sleep.(睡眠ほど大切なものはない)
  • Nothing is worse than studying without a goal.(目標のない勉強ほどひどいものはない)
  • No one knows more about this than she does.(この件で彼女以上に詳しい人はいない)
  • Nothing beats a good night’s sleep.(ぐっすり眠ることに勝るものはない/くだけた言い方)
at best / the least the が消える決まり文句
At best , screens are a useful tool
タップして詳しく見る →
At best, screens are a useful tool — not a teacher.
よくても、画面は便利な道具でしかない。先生ではない。
※ 一般的な参考例(この動画には登場しません)

最後は、the がつかない最上級の決まり文句です。at best(よくても・せいぜい)、at least(少なくとも)、at most(多くても)、at worst(最悪の場合)。すべて at + 最上級で、the がありません。

なぜ the がないのか。比べる相手が具体的なものではなく、「程度の幅」だからです。カード⑥の副詞と同じ理屈で、特定すべき「もの」がないので the を出す必要がない。丸ごと1語の副詞のように働くと考えるのがいちばん実用的です。

あわせて押さえたいのが the least + 形容詞。これは下から数えていちばんを表す形で、the most の反対側です。the least expensive option で「いちばん高くない選択肢」。「安い」と言わずに角を立てずに言う、大人の言い回しでもあります。

くわしいルール:at + 最上級の決まり文句
  • at best=よくても、せいぜい
  • at least=少なくとも(会話で最頻出)
  • at most=多くても
  • at worst=最悪の場合
  • the least + 形容詞=いちばん〜でない(the most の反対)

※ このカードの例文はすべて一般的な参考例(この動画には登場しません)

見分け方
at のあとに best / least / most / worst が来たら、丸ごと1つの副詞として読みます。
the がないことに引っかからないでください。at least だけは会話での使用頻度が桁違いなので、まずこれだけでも自然に出るようにしておくと便利です。
他の例(一般的な参考例(この動画には登場しません))
  • At least we tried.(少なくとも、やってはみた)
  • It will take at most ten minutes.(多くても10分しかかからない)
  • At worst, you lose an hour.(最悪の場合でも、失うのは1時間だ)
  • This is the least expensive option.(これがいちばん高くない選択肢だ)

一人プレゼンを実施してみる

まずは何も見ずに例文を自分で作って説明してみて、

うまく言えなかった項目だけ解説例を確認する、

という使い方がおすすめです。

16問あるので、1日に全部やろうとしなくて構いません

①〜⑧の骨組みだけでも、最上級の読み書きはかなり安定します。

① the -est / the most、説明できますか?

例文:

This taps into just one of the biggest conversations of our time.
これは、現代で最も大きな議論のひとつに触れる話です。

要点:

  • 最上級は、目盛りの端を指して「いちばんだ」と言い切る道具
  • 原級=同じ位置、比較級=ずれた位置、最上級=端
  • 作り方は -est をつけるか most を前に置くかの2択(両方つけない)

解説例:

最上級がやっていることも、比較級と同じでたった1つです。

目盛りの上でいちばん端にあるものを指して、そう言い切ることです。

この文でも、big が biggest になった瞬間に「これが頂点だ」という情報が生まれていますよね。

原級・比較級と並べると、3つの関係がはっきりします。

as … as は2つを同じ目盛りに乗せる形でした。

比較級は目盛りをずらす形。

そして最上級は、ずらしきって端に置く形なんです。

作り方は -est をつけるか、most を前に置くかの2択です。

判断の基準は比較級の -er / more とまったく同じで、短い語は -est、長い語は most。

ここで the most biggest のように両方つけないのがポイントです。

② the、説明できますか?

例文:

going back to analogue tools in schools might not be the best approach
学校でアナログな道具に戻すのは、最善のやり方ではないかもしれない。

要点:

  • the は最上級専用のルールではなく、冠詞編で見た the と同じもの
  • 「いちばん」は範囲の中で1つに決まるから、特定できて the がつく
  • 裏返せば、1つに決まらない場面では the は消える

解説例:

最上級には the がつく、と習いますよね。

でもこれは、最上級だけの特別ルールではありません。

「いちばん〜なもの」は、その範囲の中で1つに決まってしまうんです。

1つに決まるから、聞き手も「どれのことか」が分かる。

それが the の正体です。

冠詞編でやった the と、まったく同じ考え方ですね。

the は「どれのことか、あなたにも分かるよね」という合図でした。

最上級は、その合図を出せる条件を自動的に作り出している形なんです。

だから逆に、1つに決まらない場面では the が落ちます

所有格がついたとき、副詞のとき、one of のとき。この記事でこのあと出てきます。

③ in / of(範囲)、説明できますか?

例文:

the best approach in the world that we live in
私たちが生きているこの世界で、最善のやり方。

要点:

  • 最上級には「どの範囲でいちばんか」がセットで必要
  • in は枠の内側、of は同じ仲間の集まり
  • 関係詞節でも範囲を示せる。範囲が狭いほど言い切りやすくなる

解説例:

最上級は「いちばんだ」と言い切る形ですよね。

だから、どの範囲での話なのかがセットで必要になります。

その範囲を示す代表が in と of です。

使い分けはイメージで決まります。

in は「枠の内側」。in the world、in my class のような入れ物ですね。

of は「同じ仲間の集まり」。of our time、of the three のように、並べて比べられる相手です。

この動画には両方そろっていて、in the world と of our time が出てきます。

そして範囲は、関係詞節でも示せます。

in the world that we live in は、the world をさらに限定した形です。

範囲が狭くなるほど、いちばんだと言い切るハードルは下がる。ここを読めると面白いです。

④ 所有格 + 最上級、説明できますか?

例文:

So Sweden has this reputation as one of Europe’s most tech savvy societies
スウェーデンは、ヨーロッパで最もテクノロジーに強い社会のひとつという評判があります。

要点:

  • 所有格がつくと the は消えるが、最上級の意味は変わらない
  • 名詞の前の限定詞の席は1つだけ。the と所有格は同時に座れない
  • × Europe’s the most / × my the best friend

解説例:

ここで、最上級なのに the がない例が出てきます。

Europe’s most tech savvy societies ですね。

the がないのは例外だからではありません。

the の席が、すでに埋まっているからなんです。

名詞の前には、限定詞の席が1つだけあります。

a、the、this、my、Europe’s——これらは全部、その1つの席を取り合う仲間です。

限定詞編でやったとおり、2つ同時には座れません。

だから所有格が座れば、the は言えなくなる。

大事なのは、the が消えても最上級の意味は変わらないことです。

my best friend も同じ形で、my the best friend とは絶対に言いませんよね。

⑤ one of the 最上級、説明できますか?

例文:

This taps into just one of the biggest conversations of our time.
これは、現代で最も大きな議論の「ひとつ」に触れる話です。

要点:

  • one of the 最上級=トップ集団の中の1つ。断定をやわらげる言い方
  • 後ろの名詞は必ず複数形(× one of the biggest conversation)
  • 主語になったときの動詞は単数扱い

解説例:

最上級は「いちばん」と言い切る形ですが、実際の英語では one of the 最上級 が本当によく出ます。

意味は「最も〜なもののうちの1つ」。

トップ1ではなく、トップ集団の中の1つだと言っているんですね。

なぜこの形が多いかというと、断定をやわらげられるからです。

「現代で最大の議論だ」と言い切ると反論されそうですが、

「最大級の議論のひとつだ」なら、ほぼ誰も否定できません。

形の注意点は1つだけです。

後ろの名詞は必ず複数形になります。

この文でも conversations と複数形になっていますよね。

トップ集団という複数のかたまりから、1つを取り出す形だからです。

⑥ 副詞の最上級、説明できますか?

例文:

this generation, Gen Z, is the generation that needs it most
この世代、つまりZ世代こそ、それを最も必要としている世代なのです。

要点:

  • 副詞の最上級では the を省略できる
  • 副詞は「もの」ではなく「程度」を指すので、特定する必要がないから
  • the をつけても誤りではないが、話し言葉では the なしが自然

解説例:

「最上級なのに the がない」2つ目の例です。

needs it most の most には the がついていませんよね。

しかも今度は所有格もありません。理由は別のところにあります。

この most は、動詞 needs を説明している副詞だからです。

the は「どれのことか分かるよね」という合図でした。

でも副詞が指しているのは「もの」ではなく「程度」です。

特定すべき「もの」がないので、the を出す必要がないんですね。

形容詞と並べると分かりやすいです。

the best approach は名詞につくので the が要る。needs it most は動詞につくので要らない。

the をつけても間違いではありませんが、話し言葉では the なしのほうが自然です。

⑦ 不規則変化、説明できますか?

例文:

going back to analogue tools in schools might not be the best approach in the world that we live in
学校でアナログな道具に戻すのは、私たちが生きるこの世界では最善のやり方ではないかもしれない。

要点:

  • good/well → best、bad → worst、many/much → most、little → least の4組
  • -est も most もついていないのに「いちばん」なら不規則変化
  • 目印の most と、much が変化した most は役割が違う

解説例:

この文、実はこの記事で3回目の登場です。

1つの文に最上級のポイントが3つ詰まっているからなんですね。

the がつく理由、範囲の示し方、そして不規則変化です。

best には -est も most もついていませんよね。

good や well が、形ごと best に変わっているからです。

こういう語は数が限られていて、実質4組覚えれば足ります。

good/well → best、bad → worst、many/much → most、little → least。

面白いのは、この動画に最上級の most が2種類出てくることです。

Europe’s most tech savvy の most は、長い語につける目印。

needs it most の most は、much が変化した単語そのもの。同じ形でも役割が違います。

⑧ the first … to do、説明できますか?

例文:

We are kind of the first generation to use technology this much
僕らは、ここまでテクノロジーを使う最初の世代のようなものです。

要点:

  • 序数も最上級の仲間。1本の目盛りに並べて何番目かを指している
  • 順位は1つに決まるので the がつく
  • the first + 名詞 + to do で「〜した最初の…」

解説例:

first や second といった序数も、実は最上級と同じ仲間です。

1本の目盛りに並べて、何番目かを指しているんですね。

だから序数にも the がつきます。

理由も同じで、「1番目」は1つに決まるからです。

同じ動画の the first thing is … も同じ形ですね。

そしてこの形でよく出るのが、the first + 名詞 + to do の並びです。

「〜した最初の…」と、to不定詞が後ろから名詞を説明します。

the first generation to use technology this much なら、「ここまでテクノロジーを使う最初の世代」。

この形は最上級でも使えて、the best place to study のように言えます。

ここからは、動画には出てこない形の決まった最上級です。

まずは「the と形のバリエーション」の4つ。

下の一覧図解に4つまとめてあるので、これを見ながら順番に説明してみてください。

⑨ by far / the very、説明できますか?

例文:

Paper books are by far the best tool for deep reading.
紙の本は、じっくり読むにはダントツで最高の道具だ。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • by far は the の前、very は the と最上級の間に置く
  • どちらも「ダントツで」「まさに」と圧倒的さを足す
  • 比較級に very は使えないが、最上級の the very は使える

解説例:

ここからは、動画には出てこない形の決まった最上級です。

比較級では much や a bit で差の大きさを伝えましたよね。

最上級にも、どれくらい圧倒的かを足す言い方があります。

代表が by far です。2位以下を大きく引き離している感じですね。

もう1つが the very + 最上級。「まさにいちばんの」と念押しする形です。

注意したいのは語順です。

by far は the の前、very は the と最上級の間に入ります。

そしてここで前回の知識が効いてきます。

比較級には very が使えませんでした。× very longer でしたよね。

でも最上級なら the very best と言えます。ここはセットで覚えておくと事故りません。

⑩ the second + 最上級、説明できますか?

例文:

Estonia is the second largest investor in digital textbooks.
エストニアは、デジタル教科書に2番目に多く投資している国だ。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • 序数と最上級を重ねると「◯番目に〜」になる
  • 語順は the → 序数 → 最上級 → 名詞で固定
  • 「2番目」も1つに決まるので the は消えない

解説例:

カード⑧で、序数と最上級は同じ仲間だという話をしました。

その2つをそのまま重ねると「2番目に〜」になります。

目盛りの端から数えて2つ目を指す、というイメージそのままですね。

語順は the、序数、最上級、名詞の順で固定です。

the second largest city、the third most popular sport のようになります。

ここでも the は消えません。「2番目」もやはり1つに決まるからです。

日本語は「2番目に大きい」と後ろから言いますが、

英語は the second largest と前から積み上げていきます。

ニュースや統計でよく出るので、語順ごと口に出して慣れてしまうのが早いですよ。

⑪ 最上級 + ever、説明できますか?

例文:

That was the best lesson I’ve ever had.
あれは、今まで受けた中でいちばんのレッスンだった。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • 最上級 + I’ve ever ~ で、範囲を「自分の経験全部」に切る
  • ever は「これまでのどこかで」の意味。現在完了とセットで使う
  • 構造は関係詞節が後ろから範囲を狭めているだけ

解説例:

カード③で、最上級には範囲が要るという話をしました。

その範囲を「自分の経験の中で」と切るのが、この形です。

the best lesson I’ve ever had で「今まで受けた中でいちばんのレッスン」。

ポイントは、現在完了とセットで使うことです。

ever は「これまでのどこかの時点で」という語なので、

過去から今までをひとまとめにする現在完了と相性が抜群なんですね。

形の上では、名詞のあとに関係詞節がくっついているだけです。

in the world that we live in とまったく同じ構造で、後ろから範囲を狭めています。

会話で本当によく使う形なので、丸ごと言えるようにしておくと便利ですよ。

⑫ the のない most、説明できますか?

例文:

mostly because the internet has kind of taken over the younger generations
主な理由は、インターネットが若い世代を支配してしまったことです。

要点:

  • the のない most は最上級ではないことがある
  • most + 名詞=たいていの、a most + 形容詞=とても、mostly=主に
  • 見分けの基本は the があるかどうか

解説例:

ここまで「最上級には the」と見てきましたが、

the がつかない most は、そもそも最上級ではないことがあります。

この動画の mostly がまさにそれで、意味は「主に」ですね。

the のない most には、大きく3つの顔があります。

1つ目が「たいていの」。most students で「たいていの生徒」です。

2つ目が「とても」。a most useful book で「とても有用な本」。

3つ目が mostly で「主に」。

見分け方はシンプルで、the があるかどうかです。

the most useful book なら「いちばん有用な本」、a most useful book なら「とても有用な本」。

冠詞1つで意味が変わるんですね。

後半は、最上級の形を使わずに最上級を言う4つです。

原級・比較級・否定を使って、「これに並ぶものはない」と表現します。

こちらも一覧図解にまとめました。

⑬ No other … as … as、説明できますか?

例文:

No other country is as digital as Estonia.
エストニアほどデジタル化が進んだ国は、ほかにない。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • No other … as … as ~ で「~ほど…なものはない」=最上級の意味
  • いちばんを主語にせず、周りを主語にして「届かない」と言う形
  • 否定から入るぶん、言い切りより印象が強くなる

解説例:

後半は、最上級の形を使わずに最上級の意味を出す言い方です。

1つ目は、原級を使う形ですね。

No other … as … as ~ で「~ほど…なものはほかにない」。

前々回やった as … as が、そのまま最上級になります。

しくみは主役の入れ替えです。

「エストニアがいちばんデジタルだ」を、

「ほかのどの国も、エストニアと同じ高さには届かない」と言い換えているんですね。

なぜわざわざこう言うかというと、否定から入るぶん印象が強くなるからです。

「いちばんだ」より「並ぶものはない」のほうが、聞いたときの手応えがありますよね。

⑭ than any other、説明できますか?

例文:

Estonia is investing more heavily than any other country.
エストニアは、ほかのどの国よりも多く投資している。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • 比較級 + than any other + 単数名詞で「どの〜よりも」=最上級
  • 1つずつ総当たりで勝つイメージ
  • any other の後ろは必ず単数形

解説例:

2つ目は、比較級を使う形です。

比較級 + than any other + 単数名詞で「どの〜よりも」。

前回の比較級編でも出てきましたが、最上級の言い換えとして見ると役割がはっきりします。

こちらは1つずつ総当たりで勝つイメージですね。

A国と比べても勝つ、B国と比べても勝つ。それを全部まとめて言っている。

結果として「いちばん」と同じ結論になります。

形の注意は1つだけです。

any other の後ろは単数形にします。

「どの国を1つ取り出してきても」と、1つずつ相手をする形だからなんですね。

⑮ Nothing is more … than、説明できますか?

例文:

Nothing is more important than sleep.
睡眠ほど大切なものはない。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • 主語を nothing / no one にして、比較級で相手を示す
  • 「これを超えるものはない」=「これがいちばん」
  • カード⑬と発想は同じで、原級か比較級かの違い

解説例:

3つ目は、主語を nothing にしてしまう形です。

Nothing is more important than sleep. で「睡眠ほど大切なものはない」。

言いたいことは「睡眠がいちばん大事だ」と同じですが、響き方がまるで違いますよね。

主語になるのは nothing、no one、nobody あたりです。

「1つもない」と言い切ってから、比較級で相手を示すという順番ですね。

カード⑬の No other … as … as と発想は同じです。

原級を使うか、比較級を使うかの違いだけなんです。

英語がこの言い方を好むのは、主張として強いからですね。

スピーチや意見文でそのまま使えるので、型ごと覚えてしまう価値があります。

⑯ at best / the least、説明できますか?

例文:

At best, screens are a useful tool — not a teacher.
よくても、画面は便利な道具でしかない。先生ではない。(※動画には登場しない参考例)

要点:

  • at best / at least / at most / at worst は the がつかない最上級
  • 比べる相手が「程度の幅」なので、特定すべきものがなく the が要らない
  • the least + 形容詞は「いちばん〜でない」= the most の反対

解説例:

最後は、the がつかない最上級の決まり文句です。

at best、at least、at most、at worst。

すべて at + 最上級の形で、the がありませんよね。

なぜ the がないかというと、

比べる相手が具体的なものではなく、「程度の幅」だからです。

カード⑥の副詞と同じ理屈ですね。特定すべきものがないので the が要らない。

丸ごと1語の副詞のように働く、と考えるのがいちばん実用的です。

あわせて押さえたいのが the least + 形容詞です。

下から数えていちばんを表す形で、the most の反対側ですね。

the least expensive option で「いちばん高くない選択肢」。角を立てない言い方でもあります。

今日の表現をAnkiで復習しよう

記事に出てきた動画の表現を、そのままAnkiに取り込めるようにまとめました。

今回は原級編・比較級編と同じ動画を教材にしているので、カードの中身は前回と同じ12個です。

すでに取り込んだ方は、ここは飛ばして構いません。

はじめての方は、最上級とセットで覚えると効きます。

特に take over(〜を支配する)は、最上級と相性のいい表現です。

「いちばんになる」「席巻する」という話をするとき、そのまま使えます。

知らなかった表現を追加・編集して、自分専用のカードを作ってみてください。

知らなかった表現を追加・編集して、そのままAnkiに取り込めます。

表現発音記号意味動画の例文シンプル例文
プリセット(最初から入っている表現)
カードの表:表現のみ / 裏:発音記号 → 意味 → 📺動画の例文 → 💬シンプル例文
Ankiへの取り込み方
  1. PC・Android(AnkiDroid含む):「💻 PC・Android用」ボタンで anki_import.txt をダウンロードし、Ankiのファイル → インポートから取り込む(区切り文字はTabを選択)
  2. iPhone(AnkiMobile):「📱 iPhone用」ボタンで anki_import.apkg をダウンロードし、AirDropやFilesアプリでiPhoneに送って、AnkiMobileの設定(歯車) → Import File から開く
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まとめ:最上級の16の形を再確認しよう

さて、今回は「最上級は目盛りの端を指して言い切る装置である」というテーマで、16の形を見てきました。

骨組みの8つ(動画のセリフより)
  • the -est / the most ― 端を指して言い切る。短い語は -est、長い語は most
  • the ― 端は1つに決まるからつく。冠詞編の the とまったく同じしくみ
  • in / of ― in は枠の内側、of は仲間の集まり。関係詞節でも範囲を示せる
  • 所有格 + 最上級 ― 限定詞の席は1つ。所有格が座れば the は消える
  • one of the 最上級 ― トップ集団の中の1つ。後ろは必ず複数形
  • 副詞の最上級 ― 特定すべき「もの」がないので the は省ける
  • 不規則変化 ― good→best、bad→worst、much→most、little→least
  • the first … to do ― 序数も最上級の仲間。to不定詞が後ろから説明する
形が決まっている8つ(⑫以外は参考例)
  • by far / the very ― by far は the の前、very は the の後ろ
  • the second + 最上級 ― 語順は the → 序数 → 最上級 → 名詞
  • 最上級 + I’ve ever ~ ― 範囲を「自分の経験全部」に切る
  • the のない most ― たいていの/とても/mostly。the があるかで見分ける
  • No other … as … as ― 原級で最上級を言う。周りを主語にする
  • than any other ― 比較級で最上級を言う。後ろは必ず単数
  • Nothing is more … than ― 「これを超えるものはない」と否定から入る
  • at best / the least ― the が消える決まり文句。丸ごと副詞として読む

16と聞くと多く感じますが、出発点はたった1つです。

目盛りの端を指して、言い切る。

端を指す道具が -est と most。

どの中での話かを示したいときに in や of を足す。

そして端に置いた瞬間、それは1つに決まる——だから the がつく。

逆に言えば、1つに決まらない場面では the はあっさり消えます

所有格が席を取ったとき、副詞で程度を言うとき、at best のような決まり文句のとき。

後半8つの言い換え表現も、この骨組みの上に乗っています。

No other が原級で、than any other が比較級で、Nothing is more が否定で——

どれも「これに並ぶものはない」という同じ結論に向かっています

今日の16のうち、まずおすすめしたいのは②の「なぜ the がつくのか」と⑤の「one of the 最上級」です。

the の有無で立ち止まれるようになり、one of で話し手が断定を避けているのを読み取れるようになると、英文ニュースの温度感が一気に分かるようになります。

そしてこれで、原級・比較級・最上級という比較の3兄弟がそろいました

3つとも、1本の目盛りに並べるという同じ仕事をしていましたね。

もし今日の内容で「なるほど」と思った部分があれば、ぜひコメントで教えてください。

次回は、not と no のイメージの違いを扱う「否定」に進む予定です。

さらに英語学習を進めたい方へ

発音が気になっている方へ

文法と同じくらい大事なのが、発音です。

「読めるのに、なぜか伝わらない。」

そんな経験、ありませんか?

実は、発音には明確なルールがあります。

ルールを知るだけで、ネイティブの英語がグッと聞き取りやすくなります。

話すときの自信も、ぜんぜん違ってきます。

発音の基礎からしっかり学びたい方は、こちらをどうぞ。

英語初心者が【発音】を先に学ぶべき3つの理由英語学習はまず発音から。TOEIC200点から910点を達成した筆者が、6,000円・20時間で発音の基礎を固める方法を解説。発音記号・リンキング・語強勢まで体系的に学べる独学ロードマップを紹介します。 ...

学習習慣がどうしても身につかない方へ

「やる気はあるのに、続かない。」

これ、意志の問題ではありません。

一人で学び続ける仕組みがないだけです。

私も独学時代、何度も挫折しました。

英語コーチングに出会ってから、学習が習慣として定着しました。

あなたに合った学習プランを一緒に作りましょう。

英語コーチングスクールおすすめ5選|TOEIC910・外資転職した筆者が徹底比較トライズ・プログリット・スパルタ英会話・ライザップ・ENGLISH COMPANYをTOEIC200点台から910点、外資転職・年収100万UPを実現した筆者が徹底比較。料金・特徴・向いている人を網羅的に解説します。 ...

話す機会を探している方へ

文法を学んだら、次は実際に使ってみることが一番の近道です。

頭でわかっていても、口から出てこない。

そのもどかしさを解消するには、とにかく話す場数を踏むしかありません。

オンライン英会話なら、今日からすぐに始められます。

自宅にいながら毎日ネイティブと話せる環境は、数年前には考えられなかったことです。

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【Cambly】の録画機能を3年間使わず停滞しました|TOEIC300→910、4年1000回Cambly(キャンブリー)を4年・約1000回受けた実体験レビュー。TOEIC300から910まで伸びましたが、最大のメリットはネイティブ講師ではなく録画機能でした。3年間その機能を使わず停滞した失敗談、正直なデメリット、料金の実額まで公開します。...

ABOUT ME
CHOBI
40代の子育てサラリーマン。 みんなが苦手な家計管理、筋トレ、 英語にチャレンジしてます。 ・英語学習歴 2019年 日本企業から外資系企業に転職 想定TOEICスコア200〜300点 コーチングスクールに半年通う 2020年 TOEIC700点超え →独学・オンライン英会話開始 2021年 TOEIC800点の壁をこえられず 2022年 一から基礎(発音・文法・単語)をやり直す 2023年 TOEIC910点達成 2024年 別の外資系企業に転職