イマージョンで基本文型をマスターしよう

こんな経験はありませんか?

  • 英語を聞き流しているけど、なんとなくしか理解できない
  • 単語は聞き取れても、文の構造まではわからない

また、

“You are responsible for everything.” 

→意味はわかるけど、なぜこの形になるのか自分の口で説明できない

CHADSスパルタイマージョンは効果的ですが、効率的に文法を習得するのは難しいです。

文法の土台があるかどうかで、同じインプットでも吸収量はまったく変わります。

この記事でわかること

英文法の土台となる基本文型を、

実際のスピーチのセリフを使って解説します。

私は英語力ゼロからTOEIC910点を取得し、外資系企業へ転職。

今も英語学習を2時間〜3時間を6年以上、毎日続けています。

今回は、そんな学習の中で出会った

一億人の英文法(東進ブックス)

の考え方をベースに、基本文型のイメージを解説していきます。

英文法は体系的・網羅的に学ぶのが最短ルートとなります。

文法の体系を一度つかめば、英語学習は一気に加速します。

 \ 英語の骨格を作る文法についてはこちら /

▶【関連記事】CHADSスパルタイマージョン│YouTubeで英文法#01【主語】

▶【関連記事】CHADSスパルタイマージョン│YouTubeで英文法#02【動詞】

イマージョンで英文法を学ぶ前の確認事項

動画紹介

今回の教材は、Matt D’Avella“10 Rules That Changed My Life” というYouTube動画です。

実はこの動画、いろんな英語系YouTuberの方がおすすめしていたチャンネルだったので、

気になって見てみたのがきっかけでした。

最初に惹かれたのは、英語がシンプルでわかりやすくて、

内容としても純粋に面白かったからです。

でも見ているうちに、本当に自分のためになるアドバイスがふんだんに詰め込まれていることに気づきました。

CHOBI

英語とは関係なくいつまでも見てられます。

学習の進め方

勉強した文法事項の知識を実際に使いこなすには、

その言葉が使われる場面や気持ちごと覚えるのが近道です。

だからこそ今回は、動画の生きたセリフを教材にして、「動詞」の視点を見ていきます。

読み方は、目的に合わせて選んでみてください。

英語を楽しみながら勉強したい方は、このまま記事を読み進めてください。

動画のセリフをたどりながら、

「動詞」の感覚を少しずつ自分のものにしていけます。

逆に、効率的に英文法だけを押さえたい方は、要点だけをまとめた別記事へどうぞ。

30代・40代の英語やり直し|英文法200時間(参考書10周)を乗り越える勉強法 文法学習は1冊を徹底的に10周する 30代・40代で英語をやり直そうとすると、多くの人が文法で止まります。 日本語...

英語の「5文型」を学ぼう

英語の文はどれだけ長く複雑に見えても、必ず5文型のどれかに当てはまります。

今回は「10 rules that changed my life(人生を変えた10のルール)」というスピーチの実際のセリフを使いながら、5つの文型が持つ顔を1つずつ見ていきましょう。

  1. SV ― 主語と動詞だけで文が完成する形
  2. SVC ― S=Cの関係が成り立つ形
  3. SVO ― 動詞の動作が目的語に向かう形
  4. SVOO ― 「(人)に(もの)を」と目的語が2つ並ぶ形
  5. SVOC ― O=Cの関係が成り立つ形

以下のカードをタップすると、それぞれの視点を実際の例文つきで詳しく確認できます。

英語の基本文型を生きたスピーチで学ぼう

カードをタップすると詳しい説明が開きます

ネイティブが話す英語は、どんなに速くても長くても、必ず5つの基本文型のどれかでできています。カギは動詞の後ろ。Vのあとに何もないのか、イコールで結ばれる言葉が来るのか、力が及ぶ相手が来るのか——それだけでSVSVCSVOSVOOSVOCのすべてが見分けられます。ここでは人気動画「10 rules that changed my life」の実際のセリフを分解しながら、この5つの型を体に入れていきましょう。
S主語
V動詞
C補語(=で結ぶ)
O目的語
O₂2つ目の目的語
SV 動作が主語の中で完結する形
Youcan waitaround
タップして詳しく見る →
“You can wait around to get motivated, or you can get moving.”
やる気が出るのを待つこともできるし、動き出すこともできる。
出典:Rule 2「やる気が出る前に動け」(1:07〜)
SV文型は「Sが、ただVする」——動作の力がどこにも飛んでいかず、主語の中だけで完結する形です。wait(待つ)という動作は、誰かに何かをするわけではありません。だから目的語(O)が要らない。後ろに付いた around や to get motivated は、動作の様子や目的を添える飾り(修飾語)であって、文の骨格には数えません。骨格はたった2語、You wait。これが英文のいちばん小さな単位です。
見分け方
動詞の後ろから飾りを取り払ったとき、何も残らなければSV。「Sが〜する。以上!」で意味が通るのがこの型のサイン。
他の例(スクリプトより)
“…and dance around my house, like a madman.”
狂ったように家じゅうを踊り回る。(dance=踊る、で完結)
“Many of them tend to happen later in the evening.”
その多く(言い争い)は夜遅くに起こりがちだ。(happen=起こる、で完結)
SVC S=Cをイコールで結ぶ形
Youareresponsible for everything
タップして詳しく見る →
“You are responsible for everything.”
あなたはすべてに責任がある。
出典:Rule 8「すべてはあなたの責任」(8:08〜)
SVC文型は「SはCだ、と説明する」形。動詞は動作を表すのではなく、SとCをイコールで結ぶ橋の役割です。この文なら You = responsible(あなた=責任ある存在)。補語(C)という名前のとおり、Cは主語の正体・状態を「補って」説明しています。be動詞のほか、seem(〜に見える)、sound(〜に聞こえる)、feel(〜に感じる)など「五感・印象」の動詞もこの型を作ります。
見分け方
動詞を「=」に置き換えてみる。You = responsible が成り立つならSVC。イコールにならなければ次のSVOを疑う。
他の例(スクリプトより)
“The two day rule is simple.”
2日ルールはシンプルだ。(the two day rule = simple)
“This might sound corny…”
陳腐に聞こえるかもしれないが……(this = corny に聞こえる)
SVO 動作の力がOに向かって飛ぶ形
Actionprecedesmotivation
タップして詳しく見る →
“Action precedes motivation.”
行動がやる気に先行する。
出典:Rule 2「やる気が出る前に動け」(1:07〜)
SVO文型は「SがOに働きかける」形。動作の力が矢のように飛んで、目的語(O)に当たります。この文では Action(行動)の力が motivation(やる気)に及んでいて、Action = motivation というイコール関係は成り立ちません。ここがSVCとの決定的な違い。英語の文の大多数はこのSVOでできているので、「Vの矢がOに刺さる」イメージをまず体に入れましょう。
見分け方
動詞の後ろに「〜を」「〜に」と訳せる相手がいて、S=OにならないならSVO。(SVCとの分かれ道は「イコールが成り立つか」)
他の例(スクリプトより)
“Lazy people write long emails.”
怠け者は長いメールを書く。(write の力が long emails に)
“…you disarm everyone around you.”
(自分を笑えば)周りのみんなの警戒を解ける。
SVOO 「人に・ものを」手渡す形
(You)Giveyourselfthree years
タップして詳しく見る →
“Give yourself three years to reach big goals.”
大きな目標には、自分に3年の猶予を与えよう。
出典:Rule 7「3年ルール」(7:17〜)
SVOO文型は「Sが、Oに、O₂を手渡す」形。動詞の後ろに目的語が2つ、必ず「人 → もの」の順で並びます。この文なら yourself(自分に)→ three years(3年間を)。give・tell・show・send など「渡す・伝える」系の動詞の専売特許で、何かがAからBへ移動するイメージが共通しています。3年という時間を、贈り物のように自分へ手渡す——そんな絵が浮かべば、この型はもう掴めています。
見分け方
動詞の後ろに名詞が2つ並び、「人に・ものを」と訳せて、O≠O₂(yourself ≠ three years)ならSVOO。
他の例(スクリプトより)
“It gives you the confidence to find your footing.”
それがあなたに、足場を固める自信を与えてくれる。
“…show them respect…”
相手に敬意を示す。(them に respect を)
SVOC O=Cの状態を作り出す形
(You)getthe juicesflowing
タップして詳しく見る →
“You have to prime the pump and get the juices flowing.”
ポンプに呼び水をして、エネルギーが流れる状態を作らないといけない。
出典:Rule 2「やる気が出る前に動け」(1:07〜)
SVOC文型は「SがOをCの状態にする」形。ポイントは、目的語(O)補語(C)の間にO=Cの関係が隠れていること。この文では get が「the juices = flowing(やる気が流れている)」という状態を作り出しています。SVCのイコールがSとCの間にあったのに対し、SVOCではイコールがOとCの間に引っ越した、と考えるとスッキリ整理できます。make・let・keep・find などもこの型の常連です。
見分け方
動詞の後ろの2つの要素の間に「O=C」(the juices = flowing)が成り立てばSVOC。成り立たず「人に・ものを」ならSVOO。
他の例(スクリプトより)
“…let them know that you love them.”
愛していると相手に伝える。(them = know する状態に let)
“…it also keeps the momentum going.”
それが勢いを保ち続けてくれる。(the momentum = going の状態に keep)

HTMLファイル側の更新は完了しました。前回のルール通り、カード以外は通常の文章で表示します。

文法で一人プレゼンを実施してみる

まずは何も見ずに例文を自分で作って説明してみて、うまく言えなかった項目だけ解説例を確認する、という使い方がおすすめです。

① SVは説明できますか?

例文

“You can wait around to get motivated, or you can get moving.”

(やる気が出るのを待つこともできるし、行動を起こすこともできる。)

要点

  • 主語(S)と動詞(V)だけで意味が完結する
  • 動詞は目的語を必要としない自動詞
  • 動詞の後ろに続く語は目的語ではなく副詞(動作の様子を補うだけ)

解説例

SVは主語と動詞だけで意味が成り立つ、いちばんシンプルな文型です。

wait は「〜を待つ」の「〜を」を必要としない自動詞なので、

これだけで文が完成します。

around のような語がついていても、

それは目的語ではなく動作の様子を説明する副詞にすぎません。

見分け方は、動詞の直後に「〜を」「〜に」にあたる言葉が続くかどうかです。

② SVCは説明できますか?

例文

“You are responsible for everything.”

(あなたはすべてに責任がある。)

要点

  • 主語(S)と補語(C)がイコールの関係になる
  • 動詞は「=」を結ぶ役割で、be動詞が代表的
  • 動詞を「=」に置き換えても意味が通るかで判定できる

解説例

SVCのポイントは、SとCが「=」の関係になっていることです。

You = responsible for everything、

つまり「あなた=責任がある存在」という等式が成り立ちます。

be動詞はSとCをつなぐ役割をしているだけで、それ自体が動作を表しているわけではありません。

動詞を「=」に置き換えて意味が通るか確認するのが見分け方です。

③ SVOは説明できますか?

例文

“Action precedes motivation.”

(行動がモチベーションに先行する。)

要点

  • 主語の動作が目的語という別の対象に向かう
  • SとOはイコールの関係にならない(S≠O)
  • 動詞の後ろに「〜を」「〜に」にあたる対象が続く

解説例

SVOは、主語の動作が目的語という別の対象に向かう形です。

Action(行動)がmotivation(やる気)に対して「

先行する」という働きかけをしていて、

Action=motivationのイコール関係ではありません。

SVCとの見分け方は、動詞の後ろに続く言葉が主語とイコールになるか、

それとも別の対象を指しているかを確認することです。

④ SVOOは説明できますか?

例文

“Give yourself three years to reach big goals.”

(大きな目標を達成するために3年間を自分に与えよう。)

要点

  • 動詞の後ろに目的語が2つ(O・O₂)並ぶ
  • 「(人)に」→「(もの)を」の順になる
  • give, show, tellなど「渡す・伝える」イメージの動詞でよく使われる

解説例

SVOOは、1つの動詞の後ろに2つの目的語が続く形です。

yourself(誰に)→ three years(何を)の順に並んでいて、

「自分自身に3年間を与える」という意味になります。

OとO₂はイコールの関係ではなく、

それぞれ別の対象を指しているのがポイントです。

⑤ SVOCは説明できますか?

例文

“You have to prime the pump and get the juices flowing.”

(ポンプを始動させて、エネルギーを流し込む必要がある。)

要点

  • 目的語(O)と補語(C)がイコールの関係になる(O=C)
  • SVOOのO・O₂は別の対象だが、SVOCのOとCは同じものを指す
  • Cには形容詞・分詞・原形不定詞などが使われる

解説例

SVOCのポイントは、目的語(O)と補語(C)の間にO=Cの関係が成り立つことです。

the juices(O)がflowing(C)な状態になる、

つまり「エネルギーが流れている」という状態をgetが作り出しています。

SVOOとの一番の違いは、OとCが同じものを指しているかどうかです。


より詳しい説明を確認したい場合は一億人の英文法のP56〜85をご確認ください。

次はフレーズを深く理解しよう

※同じ動画からの抜粋なので

CHADSスパルタイマージョン│YouTubeで英文法#01と同じフレーズの紹介になります。

文法の骨格がわかったら、次はフレーズを丸ごと覚えていきましょう。

今回登場した“10 Rules That Changed My Life”のフレーズは、noteで詳しく解説しています。

YouTubeでCHADSスパルタイマージョンを実践#01

どんな場面で使われるのか、どうネイティブが使いこなしているのかがわかります。

文法とフレーズを両輪で学ぶと、英語の定着スピードが一気に上がります。

ネイティブがよく使うのに、日本人はなかなか使えないフレーズだけを集めて、

Anki入力用にまとめました。

AnkiCHADSスパルタイマージョンでも推奨されている「自分だけの単語帳」を作れる暗記アプリです。

▶Ankiで叶える効率英語単語学習法|インストールから続けるコツまで全部解説

Ankiの入力データは↓こちら↓

Anki インポート用テンプレート

Anki インポート用テンプレート

知らなかった単語を追加して、そのままAnkiに取り込めます。

表現発音記号意味アドバイス例文
プリセット(最初から入っている表現)
カードの表:表現のみ / 裏:発音記号 → 意味 → 💡アドバイス → 📝例文

Ankiへの取り込み方

  1. PC・Android(AnkiDroid含む):「💻 PC・Android用」ボタンで anki_import.txt をダウンロードし、Ankiのファイル → インポートから取り込む(区切り文字はTabを選択)
  2. iPhone(AnkiMobile):「📱 iPhone用」ボタンで anki_import.apkg をダウンロードし、AirDropやFilesアプリでiPhoneに送って、AnkiMobileの設定(歯車) → Import File から開く

自分がわからない単語やフレーズも追加できます。

まとめ:英文は5つのパーツの組み合わせ

英文はどれだけ複雑に見えても、S・V・C・O・O₂という5つのパーツの組み合わせにすぎません。

基本文型を知っていれば、初めて見る文でも「どこが主語で、どこが目的語か」を瞬時に見抜けるようになります。

これは、CHADSスパルタイマージョンで英語をインプットするさいに「なんとなく」から「構造ごと」理解するための、いちばんの土台になります。

次に英語の動画やスピーチを見るときは、

耳に残った一文を一度立ち止まって、S・V・C・Oに分解してみてください。

それだけで、同じインプットからの吸収量が変わってくるはずです。

次回は「①主語・動詞・基本文型」に続く「②名詞」を扱います。あわせてご覧ください。

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ABOUT ME
CHOBI
40代の子育てサラリーマン。 みんなが苦手な家計管理、筋トレ、 英語にチャレンジしてます。 ・英語学習歴 2019年 日本企業から外資系企業に転職 想定TOEICスコア200〜300点 コーチングスクールに半年通う 2020年 TOEIC700点超え →独学・オンライン英会話開始 2021年 TOEIC800点の壁をこえられず 2022年 一から基礎(発音・文法・単語)をやり直す 2023年 TOEIC910点達成 2024年 別の外資系企業に転職