意外と使いこなせない”either”
英語学習で必ず習う either。
意味は「どちらか」だと覚えていても、実際の会話でどう使えばいいか迷ったことはありませんか?
本記事では、either の使い方・意味・例文を徹底的に解説します。
これを読めば「学校英語」で終わらせず、会話ですぐに使える表現が身につきます。
たとえ学校で習った基本単語でも、きちんと使いこなせればネイティブに自然に伝わります。
実は私自身も最近まで会話では使いこなせませんでした。
しかし、オンライン英会話で意識して使うことで、スムーズに使えるようになりました。
この記事を読み終えれば、ネイティブが使う either の自然な使い方が理解でき、英会話の表現力が一気に広がります。
eitherの意味と5つの使い方
① 名詞と一緒に使う(どちらかの〜)
「either + 名詞」で「どちらかの〜」という意味になります。
ポイントは 2つの選択肢 のうち、どちらかを選ぶ時に使うこと。
- You can choose either cake.(どちらのケーキでも選べます)
- Either answer is fine.(どちらの答えでも大丈夫です)
学校では「どちらか」という意味で習いますが、実際の会話では「どっちでもいいよ」と気軽に答える場面でよく登場します。
3つ以上の場合は any を使うので注意しましょう。
② 接続詞(either A or B)
「either A or B」で「AかBかどちらか」という意味になります。
- You can have either tea or coffee.(紅茶かコーヒーのどちらかをどうぞ)
- I will buy either the red one or the blue one.(赤か青のどちらかを買います)
日常会話では「〜するか、それとも〜するか」を表すときにとても便利です。二択をはっきり示す役割を持つため、相手に選択を与える表現として覚えておくと実用的です。
③ 否定文で使う(どちらも〜ない)
否定文では「either」は「どちらも〜ない」という意味を表します。
- I don’t like either.(どちらも好きじゃない)
- She doesn’t eat meat, and I don’t either.(彼女は肉を食べないし、私も食べません)
not〜either = 〜もまた…ない の形で覚えるとスムーズです。似た表現の too は肯定文で「〜もまた」に使うので使い分けに注意しましょう。ネイティブの会話でも頻出する自然なフレーズです。
④ 副詞として「〜もまた」
会話では、相手の否定文に同意する時に「Me either.」「I can’t either.」という形で使います。
- “I don’t know.” “Me either.”(「わからない」「私も」)
- “I can’t swim.” “I can’t either.”(「泳げないんだ」「私も」)
too と対比すると理解しやすく、too は肯定文に、either は否定文に使います。特にカジュアルな会話で多用されるので、スムーズに返答できるように覚えておくと便利です。
⑤ 強調(どちらでもいい)
「either」を単独で使うと「どちらでもいい」というニュアンスを出せます。
- It doesn’t matter. Either is okay.(どっちでもいいですよ)
- You can sit on either side.(どちら側に座ってもいいです)
この表現は「どちらでも問題ない」という柔らかい言い方で、相手に気を遣わせない便利なフレーズです。日常の会話や接客の場面でもよく使われ、コミュニケーションをスムーズにしてくれます。
まとめ
either は「どちらか」「どちらも〜ない」「〜もまた」など、多彩な意味を持つ英語表現です。
学校で習う基本単語ですが、実際の会話で正しく使えると表現力が大きく広がります。
なぜなら、either はネイティブが日常的によく使うフレーズだからです。
選択を示したり、否定文に同意したりと、会話の流れに自然に溶け込みます。使い分けを知っているだけで「英語が伝わる」確率がぐっと高まります。
例えば「どちらでもいい」は Either is fine.、「私もそうじゃない」は Me either. とシンプルに表現できます。
相手に選択肢を与える either A or B もよく使われるので、日常の買い物や食事の場面ですぐに活用できます。
つまり、either を正しく使いこなせば、学校英語から一歩進んで、ネイティブに自然に伝わる会話が可能になります。
ぜひ今日からオンライン英会話や日常会話で積極的に試してみましょう。
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