
英語には寝坊は2つの言い方がある!?
英語で「寝坊する」を表すとき、実はシチュエーションによって使う単語が違うことをご存じですか?
「うっかり寝過ごす」と「わざと遅くまで寝る」では、英語表現が異なります。
今回は oversleep と sleep in の違いを、例文・発音・図解付きでわかりやすく解説します。
英語
I overslept and missed the train.
I usually sleep in on Sundays.
日本語
寝坊して電車に乗り遅れました。
私は日曜日はたいてい遅くまで寝ます。
発音記号
I overslept and missed the train.
/ aɪ ˈoʊ.vɚ.slept ænd mɪst ðə treɪn /
I usually sleep in on Sundays.
/ aɪ ˈjuː.ʒu.ə.li sliːp ɪn ɒn ˈsʌn.deɪz /
単語の学習方法は→こちら←
今日のポイント:寝坊の英語表現
「寝坊する」は英語で大きく2つの言い方があります。
図解:oversleep vs sleep in
表現 | 意味 | 状況 | 例文 | ニュアンス |
---|---|---|---|---|
oversleep | うっかり寝過ごす | 事故的 | I overslept and was late for work. | 目覚ましに気づかなかった、予定より寝すぎた |
sleep in | わざと遅くまで寝る | 計画的 | I like to sleep in on Saturdays. | 休日にゆっくり寝る、贅沢な朝 |
使い分けポイント
- 遅刻やミスの原因 → oversleep
- 休みの日やリラックス目的 → sleep in
文法の学習方法は→こちら←
文法
- oversleep は不規則動詞:oversleep – overslept – overslept
- sleep in は熟語で、sleep に副詞 in がついた形。時制に応じて slept in と変化
単語
- alarm clock:目覚まし時計
- miss the train:電車に乗り遅れる
- day off:休日
- wake up late:遅く起きる(oversleepやsleep inより広い意味)
単語の学習方法は→こちら←
まとめ
英語で「寝坊する」を正しく伝えるには、oversleep(事故的)と sleep in(計画的)の使い分けが重要です。
なぜなら、この区別を知らないと、「休みの日にのんびり寝た」というつもりが「遅刻した」と誤解される可能性があるからです。
例えば、「うっかり寝過ごして遅刻した」は I overslept and was late for work.、「休日にゆっくり寝た」は I like to sleep in on Sundays. が自然です。
この2つの表現を場面に合わせて使い分けることで、会話のニュアンスが正確に伝わり、より自然な英語が話せるようになります。


コメント