英単語を覚えるのに
苦労していませんか?
何千とある英単語を覚えるのは、
地味で単純、そして非常に退屈な
作業になりがちです。
しかも、覚えたつもりでも
実際には使えないことも
多いですよね。
本日は、実践的に英単語を
使えるようになり、かつ効率的に
学習を進める方法をお伝えします。
単語学習成功のためのポイント
- 単語に出会う頻度を高める
- 時間をかけすぎずに高速回転する
英単語学習において、
この2つがとても重要です。
1. 単語に出会う頻度を高める
単語は1回では絶対に覚えられません。
どんなに長い時間をかけて
1つの単語を完璧に覚えようとしても、
人間は必ず忘れてしまいます。
「単語帳を1周したけど、
ほとんど覚えていなかった…」
という経験をしたことがある人も
多いのではないでしょうか?
1回で全部覚えようとせずに
単語帳を何周もすることで
記憶に定着します。
2. 時間をかけすぎずに高速回転
より多くの単語に何度も出会うために
覚える時間に“制限”を設けましょう。
一つの単語に時間をかけすぎると
非効率になります。
完璧主義になりすぎず、
「忘れても繰り返せばいい」
というマインドを持ちましょう。
学習時間の目安:
- インプット時:30秒〜60秒
- 復習時:30秒以内
1回で覚える必要はありません。
スピードを意識しましょう。
英単語のインプット方法
やり方①|単語を見て意味を確認
まずは英単語を見て、
意味を確認しましょう。

celebrate は「〜を祝う」って意味だね(約5秒)
やり方②|発音記号を見て実際に発音する
次に発音記号を見て、
意味をイメージしながら
実際に発音してみます。

/ˈsɛl.ə.breɪt/(約10秒)と
声に出してみる
ここで大事になるのが
「発音知識」です。
これを身につけておくと
正しい発音で単語を覚えられます。
音声を聞く方法もありますが、
すべての単語の音声を聞くのは
時間がかかりすぎます。
効率化の観点からも
発音記号の知識は非常に役立ちます。
やり方③|簡単な文章を作ってみる
次に、その単語を使って
簡単な文章を作ってみましょう。
目的は「覚える」ことと
「使えるようにする」こと。
シンプルな文でOKです。
そして、実際に口に出してみましょう。
(約15〜45秒)

I celebrate your birthday.
He celebrated my graduation.
文法知識をある程度習得していれば
正確な文章を作ることができます。
単語学習はスピーキングの
第一歩にもなるのです。
単語学習にはすべての要素が入っている!
英単語の学習には、以下のような
英語学習の要素がすべて詰まっています。
- 発音知識
- 文法知識
- スピーキング練習
単なる暗記作業ではなく、
実践的かつ総合的な英語学習として
モチベーションも上がります。
英単語の復習方法
復習はシンプルです。
単語を見る → 発音確認 → 意味確認
これを高速回転!
単語を見て意味を確認し、
実際に発音してみる。
これだけでOKです。
覚えていれば3秒くらいで
終わってしまいます。
これを適切なタイミングで
何度も繰り返しましょう。
復習のタイミング例
以下のように、インプットと復習を
セットでスケジューリングすると効果的です。
- 1日目:インプット:1〜200語
- 2日目:インプット:201〜400語
- 復習:1〜100語
- 3日目:インプット:401〜600語
- 復習:101〜300語
自分でスケジュールを組むのが難しい場合は、
アプリや単語帳に付属の復習機能を
活用するのもおすすめです。
オススメ単語帳
Distinction2000
発音記号・実用的な例文が豊富。
Active Recallという復習のタイミングを
教えてくれるもありがたい。
アプリもある。
まとめ|英単語学習を“使える力”に変えよう!
本日は、英単語の効率的な
学習法についてお伝えしました。
英単語学習は、英語学習において
最も重要な基礎の一つですが、
「単純で退屈」というイメージを
持たれがちです。
しかし、発音知識・文法知識を活用し、
スピーキングの練習も取り入れることで
「使える単語力」を身につけられます。
覚えられないのは当然。
大事なのは、
「何度も出会って」
「高速で回して」
「徐々に定着させる」ことです。
ぜひ、1語あたり30〜60秒を目安に
何度もたくさんの英単語に出会ってみてください。
そうすればあなたの単語力は、
効率的かつ実践的に
どんどん伸びていくはずです!
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