天皇杯 ヴァンフォーレ甲府vs鹿島アントラーズ

雑記

いい試合はしたが・・・

2024年8月21日JITリサイクルインクスタジアムで行われた天皇杯4回戦、鹿島アントラーズとの一戦。

久しぶりのテレビ中継があったので観戦。

いやー、悔しいの一言。

現状のリーグ順位を考えるとよくリーグ3位のアントラーズと互角に戦ったなと思います。

決して何かが明らかに劣っていて太刀打ちできないとう状態ではなく、いつもの格上とやるときのように出るときは前に出て、引くときは徹底的に引く。

きっちりできていたと思います。

あとは決めるところを決めきれるか。

これがJ1との差だったかな。

互角以上に戦っていた分、3年連続の鹿狩りができそうだった分、悔しい。

ただ、リーグ戦も下位との直接対決も待っているし、ルヴァン杯も控えている。

すぐ切り替て応援を続けるしかない。

良かった点

スタメンの前線3人が日本人(三平選手、宮崎選手、三沢選手)だったこと。

スタメンを見たときに全線に外国人(ウタカ・アダウイントン・マクーラ)の名前はなく、少し不安でした。

ただ、昨日の試合を見る限り、全く問題なかった。

むしろ久しぶりにわくわくする攻撃をしていた。

極めつけの先制点。

三平選手のポストプレーから宮崎選手のクロス、そして三沢選手のヘディング。

どれもパーフェクト。

こんなにコンビネーションで崩した得点はいつ振りだろう。

とても美しいゴールだった。

特に三平選手は見ていて気持ちがいい。

守備もがんばるから後ろも安定するし、ポストプレー、ヘディングの競り合いも全力。

この選手がケガ?から復活したのは非常にでかい。

また、三沢選手のセカンドトップの適正とテクニック、宮崎選手もワンチャンスをものにする力は圧巻だった。

アダウイントンという強烈な個がいながらも腐らずに練習した成果に違いない。

悪かった点

ぬるぬるとやられる守備陣。

比較的に主導権を握れて試合はできたと思うが、エスパルス戦同様ワンチャンスで点を取られていた。

ピンチはありながらもあまり崩されているイメージはなかったものの点を入れられてしまう。

失点時もヘナトのクリアミス、関口選手のスライディングのタイミングは少し早かったかな?

J1相手にミスが2つ続けば失点するよね。

言うのは簡単だけどここと詰めていくことが非常に大事になってくる。

マクーラ

初めて見たが、中途半端な印象。

パーフェクトな選手は甲府に来ないけど、過去に活躍した外国人は必ず一つ光る何かを持っている。

バレー、ダヴィ、ドゥドゥ、クリスティアーノ、ウタカ。

彼らと比べるのもかわいそうだが、マクーラには光る何かを感じなかった。

一生懸命さやスピードを感じたが彼らの様に甲府の夜空で輝くには物足りない。

なんとなく、アドリアーノ、ウィルソン、ラッソど同じ雰囲気を感じる。

また、退場も色々意見はあると思うが、完全にマクーラの不用意。

キーパーが大袈裟というが、あの時間で完全にボールをキャッチした状態で身体にぶつかれば

どんなキーパーでもとりあえず倒れてアピールするだろう。

逆の立場だったら絶対「退場だー」と叫ぶもんな。

レフリーも後で調べたらジャッジが曖昧なので有名な方らしいが

マクーラの退場しかるできものだ。

前節のイチかバチかで点を取りいったアダウインとは違う。

須貝選手

移籍のタイミング、コメント等で納得できないサポーターも多かったと思う。

この試合でもしっかり結果を残し、鹿島のサポーターにも受け入れ始められている。

彼がゴール裏に挨拶に来たこと、そしてサポーターも拍手で受け入れたこと。

先制点と並ぶいいシーンだったのではないだろうか。

お互いもやもやして気持ちがあったと思うが、勇気を出して挨拶に来た須貝選手、拍手で受け入れた甲府サポーターは素晴らしい。ともに大人の対応をした。

元々、ACLのユニは彼の名を入れようとしていた大好きな選手なので、これからは彼の活躍を心より応援したい。

まとめ

鹿島は強かった。

彼らには3年分の思いもあるだろうから是非優勝してもらいたい。

我々は善戦したとは言え、負けは負け。

天皇杯は終わってしまった。

まだ、リーグ戦も残留争いという厳しい戦いも待っているし、ルヴァン杯もある。

過去のことはしっかり反省し、次に活かしてもらえればそれでいい。

久しぶりにルヴァン杯の川崎戦は現地に行けそうなので楽しみだ。

リーグで調子が悪いとカップ戦でミラクルを起こすのがヴァンフォーレ甲府。

なんかまたミラクルが起きそうな気がする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました