スピーキングの土台を築く4ステップ
ライティングは、スピーキングの基礎となる重要なスキルです。
逆に言えば、スピーキング力がつけばライティングも上達します。
今回は、スピーキング力を段階的に伸ばすためのライティング強化法をご紹介します。

ステップ1:短くていいので日記を書く
ライティングもやはり「習慣化」が鍵です。
でも「何を書けばいいかわからない」という人も多いはず。
私の場合、日々起きたことや英語で表現したかったことを簡単に日記にしています。
ライティングでは時間をかけて考えることができるため、
今まで身につけてきた「文法・単語・発音」の知識を活用できます。
これは将来的にスピーキング力にもつながっていきます。
まずは日本語で書いてみる
いきなり英語で考えるのは難しいので、まずは日本語でOKです。
例:今日の打ち合わせで英語で言いたいことが表現できず悔しかった
自分の知識で英訳してみる
次に、できる範囲で英訳してみましょう。
間違っていても気にせず、自分の知識(文法・単語)を使って表現するのがポイント。
単語のみわからなければ、調べるのもOKです。
例:
I regretted not expressing what I wanted to say in English when we had a today’s meeting.
ステップ2:AIに添削してもらい、自然な表現を学ぶ
おすすめは ChatGPT。
以下のように質問すれば、すぐに添削してもらえます。
質問例:今日の打ち合わせで英語で言いたいことが表現できず悔しかった
I regretted not expressing what I wanted to say in English when we had a today’s meeting.
文法的に誤りがないか確認し、より自然な表現を教えて。
◆実際の検索画面

ChatGPTは以下のようなポイントを教えてくれます。
- どこが文法的に不自然なのか
- より自然な表現にするにはどうすればいいか
他にもDeepLやQuillBotなど優秀な翻訳・添削ツールもありますが、
「なぜ間違っているか」に気づける点ではChatGPTが最も学びになります。

ステップ3:意味をイメージしながら声に出す
添削してもらった表現は、実際に声に出して練習しましょう。
お気に入りの表現をピックアップし、意味をイメージしながら繰り返し口に出すことで、
ライティング→スピーキングへとつなげることができます。
ステップ4:Ankiに入力して復習する
人は繰り返し練習しても、忘れてしまうもの。
だからこそ「復習」が不可欠です。
おすすめは暗記アプリ Anki。
iPhoneの場合は有料(約3,000円)ですが、それだけの価値があります。
Ankiは忘却曲線に基づく復習スケジュールで、記憶の定着を強力にサポート。
以下のような使い方ができます。
- 表:日本語 / 裏:英語 → 瞬間英作文カード
- 表:英単語 / 裏:日本語 → 単語帳
これでスピーキング練習とライティング復習が同時に可能になります。

まとめ|書く→直す→話す→復習する
ライティング強化は、単なる「書く練習」ではありません。
書く → 添削する → 声に出す → 復習する
このサイクルを回すことで、
ライティングはスピーキング力へと確実につながっていきます。
小さくてもいいので、毎日1文からスタートしてみましょう。
その積み重ねが、英語力の土台になります。
✅ 今後は、Ankiの具体的な使い方やカード例も紹介していきます。
✅ 毎日Xにて私の日記を公開・解説しております。気になる方は見てみてください。

コメント