在宅勤務なのに会社に来させてしまった…
リモートワークが当たり前になってから、
「本当は在宅勤務なのに、わざわざ来てもらって悪かったな…」
と感じる場面、ありますよね。
日本語だと
「来させちゃって悪かったな」
「申し訳なかったな」
とサラッと言えますが、英語で丁寧に言おうとすると、急に難しく感じる人も多いです。
この記事では、あなたが書いてくれた
I felt bad for asking my coworker to come into the office when he was supposed to work from home.
/aɪ ˈfɛlt bæd fər ˈæskɪŋ maɪ ˈkoʊˌwɜːrkər tə ˈkʌm ˌɪntuː ðɪ ˈɔːfɪs wen hi wəz səˈpoʊst tə ˈwɜːrk frəm ˈhoʊm/
この英文をベースに、
・どんな意味・ニュアンスになるのか
・文法的にどこがポイントか
・発音・リズムの注意点
・似たシチュエーションで使える言い換え表現
を、中学英語レベルの文法だけでやさしく解説します。
TOEICでもよく出る「be supposed to」や、ネイティブがよく使う「I felt bad for 〜ing」も一緒にマスターできますよ。
まずはこの英文の意味とニュアンス
I felt bad for asking my coworker to come into the office when he was supposed to work from home.
/aɪ ˈfɛlt bæd fər ˈæskɪŋ maɪ ˈkoʊˌwɜːrkər tə ˈkʌm ˌɪntuː ðɪ ˈɔːfɪs wen hi wəz səˈpoʊst tə ˈwɜːrk frəm ˈhoʊm/
【意味(自然な日本語)】
本当は在宅勤務のはずだったのに、
同僚に出社してもらうよう頼んでしまって、申し訳なく感じた。
ポイントは「ただ悲しい」ではなく、
罪悪感・申し訳なさを含んだ「I felt bad」になっていることです。
「I felt bad for 〜ing」の使い方
「I felt bad for 〜ing」の形
I felt bad for 〜ing
/aɪ ˈfɛlt bæd fər/
意味:
「〜してしまって悪いなと思った」
「〜して申し訳なく感じた」
文法の形:
feel bad for + 動詞-ing
「〜してしまったことについて、悪く思う」
例:
I felt bad for shouting at him.
/aɪ ˈfɛlt bæd fər ˈʃaʊtɪŋ ət hɪm/
彼に怒鳴ってしまって悪いなと思った。
I felt bad for canceling at the last minute.
/aɪ ˈfɛlt bæd fər ˈkænsəlɪŋ ət ðə ˈlæst ˌmɪnɪt/
直前にキャンセルして申し訳なく感じた。
よくある間違い
❌ I felt bad to ask my coworker…
この場合は「bad to 〜」より「bad for 〜ing」が自然です。
・bad to 〜: 〜するのはよくない(一般論)
・bad for 〜ing: 自分がやってしまったことについて悪く思う
「自分の行動」に対しての罪悪感 → for + ing をセットで覚えましょう。
「be supposed to」の意味
he was supposed to work from home
/hi wəz səˈpoʊst tə ˈwɜːrk frəm ˈhoʊm/
be supposed to + 動詞
/bi səˈpoʊst tə/
意味:
「〜することになっていた」
「〜するはずだった」
ここでは、
「彼は本来は在宅勤務のはずだったのに…」
という「予定・ルール」を表しています。
別の例:
I was supposed to finish it yesterday.
/aɪ wəz səˈpoʊst tə ˈfɪnɪʃ ɪt ˈjestərdeɪ/
本当は昨日終わらせるはずだった。
We’re supposed to submit this report by Friday.
/wɪr səˈpoʊst tə səbˈmɪt ðɪs rɪˈpɔːrt baɪ ˈfraɪdeɪ/
このレポートは金曜までに出す決まりです。
「come into the office」のニュアンス
to come into the office
/ tə ˈkʌm ˌɪntuː ði ˈɔːfɪs/
come into the office
「会社(オフィス)に来る」「出社する」
「外 → 中」に入ってくるイメージです。
似た表現との違い:
・come to the office
オフィスに来る(一般的な言い方)
・come into the office
「中に入ってくる」動きが少し強調される
・come in
(すでに場所が共有されている場合)「中に入ってきて」
今回の文では、「出社してもらう」= come into the office で問題なく自然です。
発音のポイント(リズムとリンキング)
全体のリズム
I felt bad for asking my coworker
to come into the office
when he was supposed to work from home.
大事なのは、強く読む単語を意識すること。
強く読むところ(内容語):
felt, bad, asking, coworker, come, office, supposed, work, home
文のリズムのイメージ:
I FELT BAD / for ASKing / my COworker / to COME into the OFFice / when he was supPOSED to WORK from HOME.
リンキング(音のつながり)
felt bad
/fɛlt bæd/
t と b がつながって「フェルッバド」のように聞こえることが多いです。
bad for
/bæd fər/
d + f がくっついて「バッフォー」に近く聞こえます。
supposed to
教科書:/səˈpoʊst tə/
会話では:/səˈpoʊstə/ に近くなり、「サポウスタ」と聞こえることが多いです。
無理に完璧に真似しなくてOKですが、
一語一語ハッキリ区切らず、つなげて発音されることが多い、という感覚を持っておくと聞き取りも楽になります。
別の言い方・言い換え表現
同じ状況で使える、ほかの自然な言い方も見てみましょう。
guilty を使う
I felt guilty about asking my coworker to come into the office.
/aɪ ˈfɛlt ˈɡɪlti əˌbaʊt ˈæskɪŋ maɪ ˈkoʊˌwɜːrkər tə ˈkʌm ɪntuː ði ˈɔːfɪs/
同僚に出社するよう頼んでしまって、罪悪感を覚えた。
guilty は「罪悪感がある」という、少し強めの表現です。
sorry を使う(会話っぽい)
I felt really sorry for making him come into the office.
/aɪ ˈfɛlt ˈrɪəli ˈsɔːri fər ˈmeɪkɪŋ ɪm ˈkʌm ɪntuː ði ˈɔːfɪs/
彼を出社させてしまって、本当に悪いと思った。
「〜すべきじゃなかった」を使う
I shouldn’t have asked my coworker to come into the office.
/aɪ ˈʃʊdənt hæv ˈæskt maɪ ˈkoʊˌwɜːrkər tə ˈkʌm ɪntuː ði ˈɔːfɪs/
同僚に出社するよう頼むべきじゃなかったな。
後悔を少し強めに出したいときに便利な言い方です。
今回の英文はネイティブ的に自然?
結論:とても自然で、そのままメールや会話で使えるレベルです。
もしビジネスメールで少し整えたいなら、前後にこうつなげてもOKです。
I felt bad for asking my coworker to come into the office when he was supposed to work from home, but the meeting went very well thanks to his support.
在宅勤務の予定だったのに出社をお願いしてしまい申し訳なく感じましたが、彼のサポートのおかげで会議はとても上手くいきました。
例文まとめ(英日)
- I felt bad for asking my coworker to come into the office when he was supposed to work from home.
/aɪ ˈfɛlt bæd fər ˈæskɪŋ maɪ ˈkoʊˌwɜːrkər …/
本当は在宅勤務のはずだったのに同僚に出社してもらうよう頼んでしまって、申し訳なく感じた。 - I felt bad for canceling the meeting at the last minute.
/aɪ ˈfɛlt bæd fər ˈkænsəlɪŋ ðə ˈmiːtɪŋ ət ðə ˈlæst ˌmɪnɪt/
直前に会議をキャンセルして申し訳なく思った。 - He was supposed to work from home today.
/hi wəz səˈpoʊst tə ˈwɜːrk frəm təˈdeɪ/
彼は今日は在宅勤務の予定だった。 - I shouldn’t have asked him to come into the office.
/aɪ ˈʃʊdənt hæv ˈæskt ɪm tə ˈkʌm ɪntuː ði ˈɔːfɪs/
彼に出社してもらうよう頼むべきじゃなかった。 - I felt really sorry for making everyone wait.
/aɪ ˈfɛlt ˈrɪəli ˈsɔːri fər ˈmeɪkɪŋ ˈevriwʌn ˈweɪt/
みんなを待たせてしまって本当に申し訳なく感じた。
まとめ(要約)
あなたの文「I felt bad for asking my coworker to come into the office when he was supposed to work from home.」は、とても自然で丁寧に「申し訳なく感じた」を表す英語表現です。
“I felt bad for 〜ing” は「〜して悪いなと思った」というよく使われる型で、
“be supposed to” は「〜することになっていた」という予定・ルールを表す表現だからです。
この2つを組み合わせることで、状況と気持ちを自然に伝えられます。
I felt bad for canceling at the last minute.
I was supposed to work from home today.
など、同じパターンで他の場面にも応用できます。
つまり、今回の英文は自信を持って使ってOK。
“I felt bad for 〜ing” + “be supposed to 〜” をセットで覚えると、ビジネスでもプライベートでも「申し訳ない気持ち」を英語でうまく伝えられるようになります。
オンライン英会話で「気持ちのニュアンス」を練習しよう
今回のフレーズのように、ちょっとした「申し訳なさ」や「罪悪感」を伝える英語って、単語を知っているだけではなかなか口から出てきません。
実はこういう「気持ちのニュアンス」は、ネイティブとの会話で何度か口に出してみるのが一番の近道です。
例えば 【Cambly(キャンブリー)】ようなオンライン英会話なら、
・今日あった出来事を英語で話してみる
・「こう言いたいんだけど自然?」とその場で聞く
・謝るときの丁寧さ・カジュアルさの違いを教えてもらう
といった練習が、すべて家からできます。
今回の文をそのまま先生に話して、
「ほかにどう言える?」と聞くだけでも、表現の幅が一気に広がりますよ。
あなたの「気持ち」を、英語でもちゃんと伝えられる自分を目指して、
小さな一歩から始めてみませんか?

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